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◆不定期日記ログ◆

■2010-04-01
反パイナップル派
 パイナップルのパインは松かさ、アップルはリンゴの意。
 「松かさ」ってのはわかる。スゲーよくわかる。形が似てるからな……
 だが「リンゴ」って部分はどういう事だああ~っ!?
 味も見た目も匂いも食感も、全然リンゴと似てねえじゃねーかッ!


 13世紀、ヴェネツィアの商人マルコ・ポー口は中国へ赴き、皇帝に仕えた。
 帰国後、このときのことを口述したのが有名な「東方見聞録」である。

 マルコ・ポー口が残した記録は多岐にわたるが、中国の宮廷についての記述の中に、東南アジア諸国より献上されたパイナップルのことが出てくる。
 宮廷料理として供された「古老肉(酢豚)」の中にパイナップルが含まれているのを見たマルコ・ポー口は、これを不快に思い、「まるで母のポテトサラダに入っているリンゴのように邪魔なものだった」と記述している。
 現代においてパイナップルを「リンゴ」とするのは、この故事に端を発するというのが有力である。


 よし、これだけ嘘をついておけば今年度も安泰だな。