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◆不定期日記ログ◆

■2009-06-11
ライフハッキンガム宮殿
 インクジェット対応のCD-Rに何かを印刷するとき、印刷できる部分の直径がわからなくって、穴の周辺に定規をあてて一番長い所を探す……なんてことが日常生活では頻繁にあるよね!
 そんなとき、簡単・正確に直径を割り出すライフハックを紹介するよ!
中心角・円周角
 やりかたは簡単。
 手近にあるコピー用紙とか封筒とか、とにかく直角な紙を用意して、その角を印刷可能な円の範囲の端(たとえば点A)に当てるだけ!
 そしたら、紙のフチと円の端が交わるところ(点Bと点C)に印をつけて、その間の距離を定規で測れば、それが直径の長さなんだ!ふしぎ!
 これで0.1ミリ単位での印刷範囲設定ができるね!


 別にライフハックでもなんでもないし、CD-R印刷なんて滅多にしないし、0.1ミリの精度で測るには定規の目盛りが足りないし、そもそもそんな精度を必要としていない。
 ただ、中学校で習う「直径に対する円周角は直角である」という定理(ターレスの定理)が、事務職でも役に立つことがある、という事例を見つけたので記録しておくだけ。
 中学生から「実生活で何の役にたつのか」という質問を受けがちな幾何学だが、将来そのような的外れな質問をうけたときの的外れなカウンターとしてとっておこうと思う。