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◆不定期日記ログ◆

■2007-11-07
ポップスタイトル
 ふと戯れに、自分がもっともラジオを聴いていた時代(2001年)のヒットチャートのリストを見てみる。
 すると、脳内で即座に再生できる曲とそうでない曲に、大きな開きがあることがわかった。

 KinKi Kidsの『ボクの背中には羽根がある』、MISIAの『Everything』なんかはすぐに再生できるが、CHEMISTRYの『You Go Your Way』やELTの『fragile』はなかなか出てこない。
 絶対聞いたことある(ていうかアルバム借りた)し聞けば即座に思い出すハズなのに。

 同じアーティストの、同じ年代の曲なのに、その脳内存在感の差が圧倒的なのに驚く。
 B'zの『ultra soul』は出てくるのに『GOLD』は出てこない。
 矢井田瞳の『Look Back Again』は出てくるのに『Over The Distance』は出てこない。
 宇多田ヒカルの『Can You Keep A Secret?』は出てくるのに『FINAL DISTANCE』は出てこない。

 以上の主観から「歌謡曲が長く愛されるためには、歌いだしかサビの印象的な言葉をタイトルに使うべき」という一般化をしても、あながち強弁ではないと思うのだがいかがだろう。
 さかのぼってみると「勝手にしやがれ」「ロビンソン」などの例外は多くあるので必要条件とは言い難いが、覚えやすいことにデメリットはないはずだ。

 浜崎あゆみの『M』が『Maria』だったらありがたかったし、福山雅治の『HEAVEN』が『情熱の花』だったらありがたかったし、T.M.Revolutionの『WHITE BREATH』が『僕の考えた、かっこいい絞首刑』だったらありがたかった。ゴメン最後のは嘘だ。


「…というようなことを考えたんだが。」

「じゃあ『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』が最強ですね」

 お前それ、そこしか歌うとこねぇよ!!