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~  全日本エアリーディング選手権  ~

■2026-05-02
マリオ・ザ・ムービー2
 映画館で『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』を観てきました。ザの位置そこなんだ。

 前作でアワレにもボロ泣きしてしまったサントラ即泣きおじさんですが、今回は勝てるか賭けません? 賭けになんねーだろこのクソザコ涙腺が。もう予告で泣きかねない雰囲気だ。じゃあどこまで耐えるか賭けません? みんなすぐに劇場に行って、最初にサントラ即泣きおじさんが敗北したシーンを予想してからネタバレ折り畳みを開きましょう!
 ……答えは「ハンマーブロス2体と戦うところからの一連のシーン」でした。みんなわかったかな?
 サントラ即泣きおじさんは、おなじみの音楽がハイクオリティでどーんって来ると泣く習性があるんですね~~。なのでマリオ3のハンマーブロス面の曲がハイクオリティで来た瞬間に素早く白旗があがる仕組みになっているんです。

 あとはお察しのとおり、マリオギャラクシーのウィンドガーデンの曲が流れるたびに泣いていたんですけど、俺はマリオギャラクシーをやっていないので、ウィンドガーデンに行ったことがないんですよ。まあ知らないゲームの曲で泣くのも珍しくないんですが、この曲はよく知ってるんですよマリオカート8とかいうゲームのせいで……!!
 前作に続き今作もすさまじい音楽情報の渦であり、シーンに合った音楽がただちに引き出され、ワンフレーズだけ登場しては次の曲に向かいます。ボムへいの群れの登場に合わせてマリオ64のメインテーマのフレーズが来たのはさすがに泣くより先に笑っちゃった。確かに「ボムへいのせんじょう」のBGMだけどよ……お前がメインテーマ背負うんじゃあないよ。

 フォックス参戦!! は公式がネタバレしていたので(公式のネタバレとは?)承知をしていたんですけど、フォックスが出るってことは当然スターフォックスの音楽が出ることを覚悟していないといけなかったんですよね。まあ惑星コーネリアかなって思ってたら、いきなり惑星ベノムレベル1のイントロが来てなすすべもありませんでした。ただ、俺は惑星ベノムに行ったことがないんですよ。行ったことがないけどよく知ってるんですよスマッシュブラザースとかいうゲームのせいで……!!
 というかフォックスの登場シーン、その前の流れも含めてほぼ「参戦ムービー」でしたよね……なんで映画館で参戦ムービー観てんだ俺? あのまま放っておいたらブルーファルコンがピクミンを轢殺していたと思うので危険極まりない。なんとブルーファルコンはフォックスと同じ世界に存在する上、マリオカートにも参戦しているので、ピクミンよりは参戦資格が上なのです。参戦資格……? お前は何の映画を観てきたんだ?
 そもそも前作も今作も、スマブラっぽい動きができるシーンはいっぱいあるのに、ちゃんとオリジナルのアクションをしてくれているな~~と思っていたのに何なんですかねあの黒い人は。アイツがアクションしたらそりゃスマブラ以外の動きはできないよ。観るスマブラになっちまう。
 そしてエンドロール後のアレは言い訳できないレベルの「参戦ムービー」そのものなので、ミヤモト=サンが本気であることがわかります。今ごろ次の映画への招待状が各キャラに届いているんだ。

 スマブラの話ばっかりしているのもアレなのでちゃんと映画の話に戻りましょう。
 前作を見終わったとき「俺たちはピーチ姫のことを何も知らなかった」と思いましたが、今作を観てなお「俺たちはピーチ姫のことを何も知らなかった」という感想が先に立ちました。
 もうマリオの成長譚は済んでいるのでどうするのかと思ったら、ピーチ姫にこれほどまでの余白があったとは。たしかにロゼッタとピーチ、並ぶとシアンとマゼンタでバランスが良い。ここにデイジーのイエローが加わるとプリキュアの標準的トリオ配色になります。そういうことかよ。この設定、たぶんゲームに逆輸入されることはないと思いますが、「それはまだお互いが知らないだけ……」という脳内設定で乗り切っていくつもりです。
 
 ピーチがいきなり強さを発揮するシーンで、相手がちゃんとスーパーマリオUSAの敵なのは真面目だなって思いました。マリオUSAならキノピオとピーチがいくら無双しても良い。あとマリオメーカーのクソステージを突破するシーンも、前作ですでにマリオメーカーのクソステージ攻略をやってるので納得感があります。
 ヨッシーは舌を伸ばすときとタマゴを出すときのSEが原作準拠でよかったです。ちゃんとベビィマリオを乗せるシーンを強引に作ってくれたのもよかった。何あのスーパースコープ……『ロードハンティング』ってコト? ちょいちょい『クラフトワールド』みたいな手芸が出てくるのも嬉しいサービスでした。
 クッパはお前……ノリだけで生きていないか? なんかジャック・ブラックが染み出していないか? 吹替なのに染み出すジャック・ブラック味がすごい。歌い出すかと思ったのによく我慢したな。ほんとうにえらいぞ。
 そういえば今作はエンドロールが知ってる曲メドレーではなかったので、いくらか涙腺が回復した状態で劇場を出ることができました。これがウィンドガーデンだったら『超かぐや姫!』の二の舞になるところでした。命拾いしたな!
 
■2026-04-30
四月録ジェルミナール
 2025年度の月報が終わり、2026年度の月報が始まる。
 のっけから「車の点検+スマホン機種変+旅行」のコンボで、クレジットカードの請求額が「個々の請求には覚えがあるが、合計額に覚えがない」という状態になっている。これとこれとこれ足してこの金額になるう? ……なるなァ……節制しなければな。

 では4月に読んだもの、遊んだもの、観たものの記録だよ。

■風光る

 キョートに行くにあたって娘氏の新撰組知識を充填すべく、ワイフが『風光る』全巻を用意した。
 俺もつられて読んでみているんだけど、「歴史の大きな変革点で性別を偽って男社会に身を置く女性の話」という捉え方をすると『ベルサイユのばら』との共通点が多く、ロマンスとバイオレンスのバランスもよく似ていて読みやすい。

 しかし主人公の仇討ちが2巻でもう完了してしまうスピード感には驚いた。7巻の池田屋事件の段階で、すでにセイちゃんと沖田総司は革命期のオスカルとアンドレくらい覚悟がキマっている。こうなるとこのお話は10巻くらいで終わってしまうのではないかと訝しんでいたが、何度確認しても全45巻ある。
 どういうコト!? この濃さのまま45巻まで続いたら、土方歳三と永倉新八が晩年に北海道で金塊争奪戦をする話まで収録することにならない!?

娘氏「全巻読んだからネタバレしていい? 最終的には全員死ぬ」
ぼく「それは知ってる。逆にネタバレすると土方さんは実は生きてて網走の監獄にいる」

 歴史をフィクションを通して学んでいるため、京都の町で新撰組の隊士を斬りまくってるヤツがいるという話では「人斬り抜刀斎か」と素直に納得してしまうし、こんな人たちを斬りまくって幕末オープンゲットしていた抜刀斎は酷いヤツだなあと思ってしまうのであった。新撰組解釈は自由でござるよ。

■てのひらダンジョン

 娘氏の誕生日プレゼントという名目でボードゲームを贈って遊ぶやつ、今年は『てのひらダンジョン』にした。
 18種の冒険者カードを1枚持ち、1枚引いて、1枚使う。それぞれ異なる冒険者のスキルを駆使して報酬カードを獲得し、指定の点数に至れば勝ちというシンプルなルールだ。
てのひらダンジョン
 カードにはいろいろな情報が書かれているように見えるが、スキルの説明文以外は特に意味はない。潔い。報酬となるダンジョンカードは全36枚あって、内訳は1点が20枚、2点が10枚、3点が4枚、4点が2枚で、4人対戦だと16点集めれば勝ち……という情報が説明書でなくダンジョンカードの裏に書かれているのも潔い。説明書を参照しなくても必要な情報が全て場にあって助かる。
 報酬カードをごっそり捨てさせる無慈悲なスキルもあれば、捨てられた報酬をごっそり獲得するスキルもあり、ドロー運しだいでダイナミックな展開を楽しめる。

 娘氏はおともだちの家に遊びに行くことも増えたので、こういった軽量ボードゲームを布教するチャンスもあるはずだ。活用してほしい。

■ニチアサ百景

 キュアアルカナ・シャドウ動く!
 その知らせは瞬く間に、全世界のオタク共のエンジンに火を付けた!!

 発表時からその勢いは感じていたが、変身回で一気にジャンル外までリーチした感がある。キャラクターがあまりにもゼロ年代の無口無表情ヒロインすぎる。君は人より少しだけ不器用なだけの女の子すぎる。[Dm]嬉しいときどん[C]なふうに[Fm]笑えばいいか[Gm]解んな~い! 20年前なら間違いなく「俺の嫁」と言い出すオタクが続出したはずだ。今やオタクは高齢化したので嫁認定する気概のあるヤツはいなくなってしまった。
 実際、キュアアルカナ・シャドウのキャラデザに釣られてプリキュアを観始めた新規さんを「大きなおともだち」化させるくらいのシナリオ強度はあるんじゃないかと思っているので、今後の展開に期待がかかる。

 敵対プリキュアという初の試みではあるが、変身後の実態としては平成ライダーの2号しぐさに近く、わりとおなじみな感じがある。
 すでに「勘違いするな、お前を助けたわけじゃない」「お前には関係ない」の文脈は出たので、「そのマコトジュエルを寄越せ」「俺には仲間など必要ない」「お前は甘過ぎる」あたりを経て、最終的に「キュアエクレール、なんて強さだ……!」からの共闘ルートに入るのかもしれない。そんなわけあるか。なんでエクレールまで敵対している前提なんだ。

 変身者が伏せられているキュアエクレールについても、変身者候補らしきキャラが勢揃いした。
 こういう場合、言葉や仕草さえ罠々だと見るべきだろう。つまり真の変身者はこの中にはいない。突然現れたミルク缶を背負ったガタイのいい兄ちゃんが変身する可能性すらある。見えた! これが答えだ!


 ギャバンインフィニティも追加戦士の季節になった。やはり戦隊なのでは……と思ってしまうが、変身アイテムが共通なのでそこまで追加戦士という感じはしない。新しいオモチャを売るために変身ポーズが初期メンと異なるチグハグさが今となっては懐かしい。
 
 ところでCGが安っぽく見えるという意見をちらほら目にするようになった。撮影から放送までの期間がだいぶ短かそうなので、半年前に撮ってるライダーと比べたらそうだろうなと思う。
 個人的に、戦隊を終わらせたことについて「それでどれだけ予算が圧縮できたか」に期待しているため、安っぽく見えることについてはなんの不満もない。予算がこれだけ圧縮できました! というデータは視聴者には降りてこないので想像するしかないが、爆速で子どもの数が減る我が国においてはもう効率化・省力化しか存続の道はないのだ。アッでもティアアルカナロッドはめちゃめちゃ売れてるんじゃないのコレ……どうなんですかバンダイさん!?


 そして次の仮面ライダーが『仮面ライダーマイス』であることが突然明かされた。
 仮面ライダーマイス……それって『バイカーマイス』ってコト!? と思ってTwitter(自称X)を検索したところ、バイカーマイスについて言及している人を数人見つけて幸せな気持ちになった。BSアニメ劇場でバイカーマイスを観ていなかったらマウスの複数形がマイスであることを知らずに大人になっていたハズだから……。
 
■2026-04-26
上洛記2026
museum.nintendo
 キョートでニンテンドーや歴史探訪をしてきた記録です。
上洛記2026 ニンテンドー編
https://onesideflat.net/docs/kyoto26n.html
上洛記2026 修学旅行編
https://onesideflat.net/docs/kyoto26s.html
 
■2026-04-20
ギンビスアスパラじま開拓記
 先月から始めた『ぽこ あ ポケモン』の、クラウド島が楽しすぎるという話をする。


 基本の4つの街と、クリア後に開拓した「まっさらな街」の環境レベルがすべて10になったため、よくわかんないけど行ってみるかと俺はクラウド島を立ち上げた。
 
 そして俺は全てを理解してしまった。
 エンディングまでの全てはチュートリアルであった。
 「まっさらな街」も、しょせんはアイテム持ち込みアリのちょっと不思議なダンジョンにすぎなかった。
 真の開拓は、持ち込みなし、地形ランダムのクラウド島から始まる。


 目についたお菓子の名をテキトーに冠した島に降り立つと、壊れたポケモンセンターのほかは人工物は何もなく、ただ草木が生えているばかりである。
 したがってまずは急いで草むらなどの生息地を作りまくり、最初のポケモンを呼ばなければならない。
 クラウド島には、クリアまでに訪れた4つのバイオームが一体となって存在している。これまでのことを思い出し、生息地図鑑を見ながら対応する形を次々と作っていく。

 持ち込みアイテムもなければ、設置されている人工物もないため、道具が必要な生息地はクラフトする必要がある。
 幸いクラフトレシピは引き継げるので探し直さなくて良い。だがクラフト材料がない!

 てっとりばやくストライクを召喚し、材木の供給を任せる。
 ポケモンは1匹だけならメインクエストの島から一時的に連れてくることができる。ヒトカゲが出なかったからブースターを連れてきて焚き火を並べ、フワンテを召喚する。
 ポケコインで買った人形をフワンテに見せて、ゆめしまで建材を回収するのだ。料理のこともあるし、焚き火は早めに作るべき。

#NintendoSwitch2
 開拓村の雰囲気がよく伝わる一枚が残っていた。
 クラウド島にも現実の時計が反映される。平日に明るい街を見たければ早寝早起きして出社前に起動する必要があるが、プレイを切り上げて就寝時間を早くできるようなゲームならこんなハマりかたをしていない。


 そうしている間に、4つのバイオームの各地に設置した草むらや花畑から、矢継ぎ早にポケモンが湧いてくる。
 それを材木で作った最低限の家(というか囲い)に次々と移住させていく。建築が間に合わない!

 これがマイクラやDQビルダーズのモブ村人ならそのへんに寝かせておくのだが、全員が感情豊かなポケモンたちなので、いつまでも草むらや粗末な囲いの中に寝かせておくのは忍びない。多少は家の体裁を整えなければ。……圧倒的に時間が足りない!!

 思うにこれは「クラウド島」という名の通り、マルチプレイ前提のフィールドを一人でやってるからだろう。
 シナリオでクリアしてきた4つのバイオームを同時進行すれば、当然ゲーム速度は4倍となり、資源と時間が4倍速で溶けていく。ゲームタイトルを思い出せ! poco a pocoで進めるべきだ。


 島の人口が50匹に達しようという段になると、別の問題が降ってくる。
 このゲームでは人口が増加すると、留守(非表示)になるポケモンが目立つようになる。視界に捉えられるポケモンはおよそ20匹程度らしい。
 過密問題の緩和のため、郊外に人口を散らしていく必要がある。人口20匹くらいの集落を、少しずつ離して作っていくイメージだ。
#NintendoSwitch2
 ポケモンたちは中心地に造成した温泉に入りに来る。道を繋ぐことで離れた集落からも歩いてきてくれるので、できるだけ道の整備をしておきたい。
 道を作るのに適したブロックはだいたい「いし」でできている。しかし「いし」を短期間に大量に入手する手段はほぼない。

 石材以外で道を作るなら、ゆめしまで大量に入手した粘土をほのおタイプに渡してレンガにしてもらうか、あるいは同様に石灰石をいわタイプに渡してコンクリートを作るか。いずれにせよ製作所を用意する必要がある。
 3Dプリンターでの家具コピーを封印しているため、レシピを持っていない家具は取引で手に入れるしかない。となれば商店も作る必要がある。……圧倒的に時間が足りない!!


 こうして、様々な用途の建築物のある集落を複数つくり、それを道で繋いでいくと、自然と「街並み」を作らされていることに気付く。
#NintendoSwitch2
BGM:TAKUMI/匠
 マイクラでは自分のために拠点を建築することはあっても、モブ村人のための街並みを整備することはあまりしなかった。
 ここまでのモチベーションを引き出されるとは思っていなかったので、自分でも驚いている。
 かつてハムスターの家に置くいろいろな設備を段ボールで工作した日々を思い出す。俺はこういうのが好きなのかもしれない。そのうえポケモンは置いたものに対してフィードバックをくれるため、俺の労力が惜しみなく注ぎ込まれていく。


 人口が151匹に届こうというあたりで、環境レベルが10に到達した。だがこれもただの通過点にすぎない。まだ住み心地が「ふつう」未満のポケモンがたくさんいる。彼らに快適な住環境を提供するまで俺の戦いは終わらない。
 なぞのゴーグルをかけて「R0JK-35CM」を入力すれば見学できるので、俺の悪戦苦闘の跡を見てみたいという奇特な人がいたら、見に来てくれ。