◆不定期日記ログ◆
- ■2024-03-06
- ペンはマウスより強し
タブレットを買い換えた。
タブレットというと、もうみんなiPadみたいなやつを想起する。俺が買ったのはいわゆる板タブというやつだ。板タブ……なんという名称だろう。だってtabletって……板だろ?
この俺がペンタブ生活を始めたころは、液タブなんて名前はなかった。なので「板タブ」という苦し紛れの名称に押し込められてしまったペンタブのことを多少あわれに思う。
ペンタブを使っていると言うと「絵を描くのか?」と思われがちなのだが、実のところ俺はずっと、マウスの代わりに、通常のWindows使用およびWebブラウジングにペンタブを使用している。
ペンはマウスより移動距離が少なく、クリック・ドラッグの操作にかかる負担が小さい。わずかな差ではあるが、一度慣れてしまえば使わない手はない。最近はPDFにガリガリ書き込んだりすることもまれにあるし。
ただその代償として、右手にペンを保持しながらキーボードを叩くことが日常となるので、ブラインドタッチが独特の我流殺法になってしまうというものがあるが、まあいい。
俺は職場に私物のペンタブを持ち込んでいて、今回買い換えたのはそれだ。
ここまで12年にわたって使っていたのはWacomのBambooで、こいつはタッチとペンの切り替えができるスグレモノであった。不満は特にないが、現在の市場を見るともっとコンパクトなやつが存在する。いうほどタッチモードは使わなかったし、環境の変化でデスク上のスペースが圧迫されてきている。
というわけで、初めてWacomでないやつを買った。XP-PENのDeco Fun XSだ。セールで3000円ちょいで買えた。ペンタブ、こんなに安いのあるのかよ。
My New Gear.. まずはデスク上のスペースがだいぶ助かったことを特筆したい。bluetoothに対応していてくれたらコードからも解放されるのだが、さすがにこのサイズでbluetoothしているやつはなかった。バッテリーレスは正義なので仕方ない。
サイズが小さくなったので、1ドット単位での微妙な作業がやりにくくなるのではないかと危惧していたが、その点はほぼ影響なかった。というかそういう作業がやりにくいときはマウスでもやりにくいので、めんどくさがらずに拡大しろという話ではある。
逆に不満点としては、安価なモデルだからか、ペン先が1ミリほど沈む形式になっており、これがカチャカチャする。
音がするだけならいいが、ドラッグしてペンを離したときにカチャッとペン先が跳ね、ポイント位置が微妙にズレることがある。具体的に言うと、文字列をドラッグでざーっと選択していって、ここからここまでッ!と勢いよくペンを離した瞬間に最後の1文字が選択から外れている。そーっとやらないといけない。
文字列の選択については、スマホン上で指でナントカするのも非常にストレスがあるので、人類はまだこれに関してマウス以上のソリューションを示していないといえよう。
あと、Wacomにはボタンを押しながら上下フリックすることでマウスホイール操作ができる機能があったが、こちらにはない。ブラウジング操作の9割がホイールなので重宝していた。残念だ。
一応スクロールダウンをボタンに割り当てることができるので、読み進める分には問題ない。上に戻るときは真面目にスクロールバーをドラッグしよう。
いずれにせよ、デスク上のスペースの占有率が下がったのは素晴らしい。デスク上のスペースはパソコンのメモリにたとえられるくらい重要だからだ。逆か。まあいい。
令和のペンタブはandroidにもつなげてしまえるようだが、そもそも認識範囲がスマホンよりちょっと広いくらいの面積しかないので意味を感じない。筆圧ガチ勢は試してみてほしい。
タブレットというと、もうみんなiPadみたいなやつを想起する。俺が買ったのはいわゆる板タブというやつだ。板タブ……なんという名称だろう。だってtabletって……板だろ?
この俺がペンタブ生活を始めたころは、液タブなんて名前はなかった。なので「板タブ」という苦し紛れの名称に押し込められてしまったペンタブのことを多少あわれに思う。
ペンタブを使っていると言うと「絵を描くのか?」と思われがちなのだが、実のところ俺はずっと、マウスの代わりに、通常のWindows使用およびWebブラウジングにペンタブを使用している。
ペンはマウスより移動距離が少なく、クリック・ドラッグの操作にかかる負担が小さい。わずかな差ではあるが、一度慣れてしまえば使わない手はない。最近はPDFにガリガリ書き込んだりすることもまれにあるし。
ただその代償として、右手にペンを保持しながらキーボードを叩くことが日常となるので、ブラインドタッチが独特の我流殺法になってしまうというものがあるが、まあいい。
俺は職場に私物のペンタブを持ち込んでいて、今回買い換えたのはそれだ。
ここまで12年にわたって使っていたのはWacomのBambooで、こいつはタッチとペンの切り替えができるスグレモノであった。不満は特にないが、現在の市場を見るともっとコンパクトなやつが存在する。いうほどタッチモードは使わなかったし、環境の変化でデスク上のスペースが圧迫されてきている。
というわけで、初めてWacomでないやつを買った。XP-PENのDeco Fun XSだ。セールで3000円ちょいで買えた。ペンタブ、こんなに安いのあるのかよ。
My New Gear..
サイズが小さくなったので、1ドット単位での微妙な作業がやりにくくなるのではないかと危惧していたが、その点はほぼ影響なかった。というかそういう作業がやりにくいときはマウスでもやりにくいので、めんどくさがらずに拡大しろという話ではある。
逆に不満点としては、安価なモデルだからか、ペン先が1ミリほど沈む形式になっており、これがカチャカチャする。
音がするだけならいいが、ドラッグしてペンを離したときにカチャッとペン先が跳ね、ポイント位置が微妙にズレることがある。具体的に言うと、文字列をドラッグでざーっと選択していって、ここからここまでッ!と勢いよくペンを離した瞬間に最後の1文字が選択から外れている。そーっとやらないといけない。
文字列の選択については、スマホン上で指でナントカするのも非常にストレスがあるので、人類はまだこれに関してマウス以上のソリューションを示していないといえよう。
あと、Wacomにはボタンを押しながら上下フリックすることでマウスホイール操作ができる機能があったが、こちらにはない。ブラウジング操作の9割がホイールなので重宝していた。残念だ。
一応スクロールダウンをボタンに割り当てることができるので、読み進める分には問題ない。上に戻るときは真面目にスクロールバーをドラッグしよう。
いずれにせよ、デスク上のスペースの占有率が下がったのは素晴らしい。デスク上のスペースはパソコンのメモリにたとえられるくらい重要だからだ。逆か。まあいい。
令和のペンタブはandroidにもつなげてしまえるようだが、そもそも認識範囲がスマホンよりちょっと広いくらいの面積しかないので意味を感じない。筆圧ガチ勢は試してみてほしい。