Oneside Flat Web

◆不定期日記ログ◆

■2024-02-27
ミーチュー・アゲイン
 『スプラトゥーン3』DLC サイド・オーダーがやってきた!
 度重なる発売延期によってハラハラしたものの、無事実装されてまずはホッとしている。発表されて即カネ払ったの一年以上前だぞこれ。

#Splatoon3 #NintendoSwitch
 今回のDLCはイカをローグライトTPSにするという意欲的なもので、ランダムに提示される3つのカラーチップの中から1つを選んでブキやキャラクターを強化しながら全30フロアをクリアするゲームになっている。
 待っただけあって、歴代スプラトゥーンのシングルプレイコンテンツの中ではバツグンに面白い。
 ただしゲーム以外のシナリオ・音楽・美術・演出のキマり具合でいうとやはり「2」のオクトエキスパンションが突出しすぎている。俺はいまだに8号の初めてのナワバリバトルのことを思うと泣けるからね。

#Splatoon3 #NintendoSwitch
 チュートリアルタワー10階をサクッと踏破して、秩序の塔30階に挑んだ俺は、ブザマにも25階で無限に飛来するアルペジオに爆散させられた。コイツは緩慢な動きながらアーマーを一撃で割るので絶対に許してはいけない。
 ただ、数回のチャレンジで「残機1→3」「受けるダメージx2→x1」「攻撃ダメージx1→x1.4」あたりのハッキングを解放したら安定してクリアできるようになった。30階を踏破してからが本番なのが不思議のダンジョンだぜ。

 加えて、ランダム要素をある程度操作できるハッキングを揃えると、各種ビルドで遊びまくることができる。サブインク効率とインク回復系のチップを重ねて無限ボムピッチャーしたり、バカが考えた違法改造ブキを作り上げたり、イイダさんのパレットでヒメセンパイにすべてを捧げて戦ったりできる。最高だった。


 ただ、今作は「ローグライト要素がある」という感じで、ローグライトとして1000回遊べるように設計されているかというと、そうではない。
 「ランダムに入手できるアイテムで強化しつつ塔を登る」という共通点だけでスレイ・ザ・スパイア(StS)の話に強引に接続すると、StSのラスボスを倒すために必要なビルドを実現する難しさに比べれば、秩序の塔の30階をクリアするためのビルドを作るのは途方もなくたやすい。
 どのチップを取っても永続的に能力が上がり、難しい局面を切り抜けるために一時的に消費するアイテムみたいなものはない。
 そのうえ、StSにはアセンションという難易度設定が0から20まであるが、サイドオーダーは逆に0から-20まで難易度が下がっていくイメージだ。アセンションの逆だからディセンションなのか?
 なのでハッキング極小でクリアできるようになったら、周回して報酬を回収する以外にやるべきことはない。一通り面白い違法改造ブキを作ったらナワバリやバイトに戻ってくれということなのだろう。DLCとしてその姿勢は正しい。


 一通りのブキ種でクリアすると、最終試練が解放される。
 最終試練であるハチのパレットは、ハッキングを入れるとチップのスロットが減る仕様になっている。最初与ダメに振れるだけ振って殺られる前に殺る戦法で臨んだが、一撃でアーマーが割られるのはだいぶきついので諦めた。被ダメ軽減は必要だ。スロットが限られているため無駄チップを取らないためのフロアリセットも欲しい。
#Splatoon3 #NintendoSwitch
 ということで、ハッキングは最終的に「被ダメ」「与ダメ」「フロアリセット」の3つに絞られた。この構成だとチップは18枚入れられて、かつハッキング極小クリアの条件も満たせた。獲得したチップはとくに厳選したわけではないんだけど、結局アイテムドロップ良くして無限チャクチ編になっちゃうんだよな。なんでだろ?

 秩序の塔に登り始めたころはめちゃめちゃ難しく感じたけど、ハッキング解放でそれが楽になって、慣れたころにまたあの頃の難易度に戻って制圧するっていう流れは、いままでやったことがないレベルデザインで新鮮だった。
 ハッキング極小クリアの報酬も無事回収できたので、あとは試してないおもしろビルドに挑戦しながらサントラの発売を楽しみに待ちたい。俺は今でも集中したいときにはDJ Dedf1shサンの音楽を聴くことにしているんだ。