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◆不定期日記ログ◆

■2023-12-06
エヴォラ宮殿を飾れ
 数年前と比較して、地方都市においても「ボードゲーム売り場」が明らかに充実してきたと実感される昨今、いかがお過ごしだろうか。

 我が家では娘の幼少期から様々なボードゲームを遊んできた。俺がボードゲームを買うときの判断基準として、以下の4つが挙げられる。
  • 見目麗しいこと
  • 準備と片付けが楽であること
  • 1プレイが短時間で終わること
  • 2人でも3~4人でも遊べること
 特に最後のひとつがけっこう厳しい。2人用に最適化されたゲームや4人用に最適化されたゲームはけっこうあるが、その両方で同じ味を出せるゲームとなると絞られてくる。スマブラだってタイマンと乱闘では全然違うゲームになるのだから当たり前だ。


 前置きが長くなった。結果から申し上げると「アズールミニ」を買った。

 アズールにはいろんなバージョンがあり、仮に拡張が充実しているようならミニでなく通常版を買うのもアリかと思っていたが、調べてみるとそこまで拡張は必須ではない様子だし、何よりでかい箱を所持したくないので、ミニにした。

AZUL mini
 アズールはタイルアーティストとして作品のスコアを競うゲームである。
 最初にタイルが出荷されて場に並ぶ。順番にこれを取っていく。取るときのルールにクセがあり、自分が欲しいタイルを取り、相手が欲しそうなタイルを渡さないようにするにはかなり頭を使う。

 タイルを獲得し終わったら設置していく。
 タイルを隣接させるように順に設置していくことで得点が高まるため、そのような拡大ができるようにタイルを獲得しておく必要がある。また、すでに設置してしまったタイルは獲得していても捨てる(マイナス査定)しかない。終盤になればなるほど「取ってはいけないタイル」が増えていく。それをいかに他者に押しつけていくかの戦いになる。

 最初は何を取っても良く、終盤になるにつれて取ってはいけないものが増えていくというのが苦しいところで、そのうえ全ての情報が盤面に出ていることで、何を取るべきかものすげー悩むことになる。これは性格が出ますよ。

 ミニ版の良いところは、ボードにアクリルめいた板が被さっておりタイルがハメやすいことと、得点ボードが得点スライダーになっているため頻繁にくりあがりの足し算とくりさがりの引き算が発生して小学三年生を悩ませることだった。
 持ち運びしやすい! という点については意外と丸皿のボードが取り回しにくく、袋一個で持ち運ぶには無理があるように思われる。うまい収納を考えたい。

五種のタイル
 ところでこの中央のタイルのこと、我々「タワレコ」って呼んでるんですけど、タワレコでいいですよね?