◆不定期日記ログ◆
- ■2023-08-04
- はたらく錬金術士
世界を救うのはもうやめた!!
これよ、これが言いたかった。なぜなら俺はハイラルを救うのがめちゃめちゃ楽しくてこのままでは無限にゼルダをやってしまうーッ!! って感じだったので、無事ハイラルが救えてゲームが一段落した状態でこれ言うの最高に気持ちいい。
この名キャッチコピーについては、別にマリーが世界を救おうとして諦めたキャラクターというわけではなく、JRPGが全盛であった当時の空気へのカウンターであったと理解している。
しかしその後に続く「自由気ままなスローライフRPG」という部分はわからない。このゲームは投資とその回収、個人事業者としての事業拡大戦略などを通して、プロレタリアートからブルジョアジーに至る資本主義の闘争を扱ったものではなかったか。
かつて『マリー』と『エリー』をプレイし、その後のアトリエシリーズのことをまったく知らない俺は、おぼろげな記憶を頼りにアトリエ生活をスタートさせた。今作ではチュートリアルがしっかりしていて、まずクラフトを作ることを勧められる。クラフトは収入源として優秀なので従うのが良い。
そして俺は早々とほうれんそうSの調合を行い、妖精の腕輪を手に入れた。これで妖精の雇用が可能となる。ここからが資本主義……個人事業主としての手腕が問われるところである。
収益性の高い製品の筆頭としてコメートが挙げられる。
紺妖精にまかせると13日に1個のペースでコメートが生産される。(昔は10日じゃなかったですか?)
コメートの生産に必要な原材料は、コメート原石・研磨剤・中和剤(赤)である。原石と研磨剤は6.92個/月、中和剤は1.15個/月が用意できればラインを止めずに生産を続けられる。これらをジャストインタイムで納品できる妖精は……
人件費合計1200円 こうして25年ぶりにコメート生産ラインが稼働を始めた。
実際に回してみると、紺妖精では素材の収集がやや過剰である。だがまあ素材はあって損することはない。また、中和剤の生産も茶妖精で十分だが、中和剤は他でも使うのであえて過剰な投資をしている。
オーバースペックを解決するために生産ラインを2本にしても良いが、ぶっちゃけ1本あればザールブルグの経済を押さえるのに十分であった。これによって王制下でありながら俺は潤沢な富を蓄えることができた。そのうち王室に貸し付けなどをして、積極的に権力に食い込んでいく構えである。
さらに……潤沢な富は武力を生む。今作ではフレアがアイテム売る店を出すことがある。ここで爆弾を買い込む。また、コメートが量産されることで時の石版の生産が容易になる。つまりドラゴンや魔人ですらも、もう俺を止めることはできない。
もはや国家を凌駕するカネと暴力を手に入れてしまった。近世封建社会崩壊の始まりはこんなものと相場が決まっている。アカデミーもこのような才能を野に放ったことを悔いているだろうがもう遅い。俺はこのコメート生産ラインで成り上がる!
うろ覚えの記憶で最効率とは言い難いプレイだったが、半年を残して図鑑を埋めることができた。
これは初見の人が手探りでやったら埋まらないのでは? やはりこの世界はスローライフとはかけ離れている。俺はそうつぶやいて残りの半年を寝て過ごした。
そして運命の9月1日……。
校長「次で最後の1年か。」 あれッ……エッ? ごめんあと1年あったわ!! うろ覚えでも1年半残るもんだっけ!? エナジードリンク(祝福の聖水)ガブ飲みしないでもっとたびたび寝ておけば良かったな!?
やはりマリーのアトリエは「自由気ままなスローライフRPG」であった。俺自身が資本主義の絵の具に染まって、この草の香りや、花の色や、星の明るさのことを忘れてしまっていただけなのであった。みんなも資本主義で疲弊していないでマリーのアトリエをやろう!
余談になるが、エリーのほうの記憶でついついお部屋の掃除を依頼しちゃうんだけど、エリーと違ってマリーは部屋がどんなに散らかっててもまったく仕事に支障がないのであった。
世の中には2種類の人がいる。散らかってると作業ができない人と、散らかさないと作業ができない人だ。そしてそれらの相互理解は難しい……そんなことを考えさせる仕様であった。
これよ、これが言いたかった。なぜなら俺はハイラルを救うのがめちゃめちゃ楽しくてこのままでは無限にゼルダをやってしまうーッ!! って感じだったので、無事ハイラルが救えてゲームが一段落した状態でこれ言うの最高に気持ちいい。
この名キャッチコピーについては、別にマリーが世界を救おうとして諦めたキャラクターというわけではなく、JRPGが全盛であった当時の空気へのカウンターであったと理解している。
しかしその後に続く「自由気ままなスローライフRPG」という部分はわからない。このゲームは投資とその回収、個人事業者としての事業拡大戦略などを通して、プロレタリアートからブルジョアジーに至る資本主義の闘争を扱ったものではなかったか。
かつて『マリー』と『エリー』をプレイし、その後のアトリエシリーズのことをまったく知らない俺は、おぼろげな記憶を頼りにアトリエ生活をスタートさせた。今作ではチュートリアルがしっかりしていて、まずクラフトを作ることを勧められる。クラフトは収入源として優秀なので従うのが良い。
そして俺は早々とほうれんそうSの調合を行い、妖精の腕輪を手に入れた。これで妖精の雇用が可能となる。ここからが資本主義……個人事業主としての手腕が問われるところである。
収益性の高い製品の筆頭としてコメートが挙げられる。
紺妖精にまかせると13日に1個のペースでコメートが生産される。(昔は10日じゃなかったですか?)
コメートの生産に必要な原材料は、コメート原石・研磨剤・中和剤(赤)である。原石と研磨剤は6.92個/月、中和剤は1.15個/月が用意できればラインを止めずに生産を続けられる。これらをジャストインタイムで納品できる妖精は……
人件費合計1200円
実際に回してみると、紺妖精では素材の収集がやや過剰である。だがまあ素材はあって損することはない。また、中和剤の生産も茶妖精で十分だが、中和剤は他でも使うのであえて過剰な投資をしている。
オーバースペックを解決するために生産ラインを2本にしても良いが、ぶっちゃけ1本あればザールブルグの経済を押さえるのに十分であった。これによって王制下でありながら俺は潤沢な富を蓄えることができた。そのうち王室に貸し付けなどをして、積極的に権力に食い込んでいく構えである。
さらに……潤沢な富は武力を生む。今作ではフレアがアイテム売る店を出すことがある。ここで爆弾を買い込む。また、コメートが量産されることで時の石版の生産が容易になる。つまりドラゴンや魔人ですらも、もう俺を止めることはできない。
もはや国家を凌駕するカネと暴力を手に入れてしまった。近世封建社会崩壊の始まりはこんなものと相場が決まっている。アカデミーもこのような才能を野に放ったことを悔いているだろうがもう遅い。俺はこのコメート生産ラインで成り上がる!
うろ覚えの記憶で最効率とは言い難いプレイだったが、半年を残して図鑑を埋めることができた。
これは初見の人が手探りでやったら埋まらないのでは? やはりこの世界はスローライフとはかけ離れている。俺はそうつぶやいて残りの半年を寝て過ごした。
そして運命の9月1日……。
校長「次で最後の1年か。」
やはりマリーのアトリエは「自由気ままなスローライフRPG」であった。俺自身が資本主義の絵の具に染まって、この草の香りや、花の色や、星の明るさのことを忘れてしまっていただけなのであった。みんなも資本主義で疲弊していないでマリーのアトリエをやろう!
余談になるが、エリーのほうの記憶でついついお部屋の掃除を依頼しちゃうんだけど、エリーと違ってマリーは部屋がどんなに散らかっててもまったく仕事に支障がないのであった。
世の中には2種類の人がいる。散らかってると作業ができない人と、散らかさないと作業ができない人だ。そしてそれらの相互理解は難しい……そんなことを考えさせる仕様であった。