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◆不定期日記ログ◆

■2022-07-11
向暑の娘氏語録
 春休みから夏休み前までの記録だそ!

  • 無事一年生を修了した娘氏、「一年生が終わるとなんか人生が終わったって感じ」と勝手に達成感をクライマックスに持っていく。
  • 「おかあさんの心の理論がせいりつしているか確認します。」といってワイフに「サリーとアン課題」の問題をぶつける娘氏。
  • そういえばスクランブルエッグはもう一人で勝手に作れるようになった。次はなんだろ、キューカンバー・スマッシュかな?
  • 娘氏「おなかがすごい痛くなったときとか死んでしまいたいと思う」
    ぼく「そうだな」
    娘氏「でも誕生日とか迎えられるから生きたほうがいいと思う」
    ぼく「そうだな」
  • ワイフの新しいおズボンを見た娘氏、「ミステリーみたいね」「ミステリめいている」と謎の講評。
  • 娘氏「ロゼットってしってる?」
    ぼく「何?」
    娘氏「ロゼットのはじまりはコカルドなんだよ?」
    ぼく「オフチョベットしたテフをマブガッドする……ってこと?」
  • なぜか俳句の心に目覚めた娘氏、季節のことを詠むようにアドバイスされ「さくらちり/はっぱもちって/もうあきだ」とスピーディな句を詠む。
  • 市立図書館をフル活用して「今日は本を読みすぎて読みすぎてもう目が文字になっちゃった」などと言うレベルで児童書を濫読している娘氏。
  • 字を雑に書きすぎて「ワンワン」が「ワメワメ」になってしまった娘氏。
  • 主人公「行くよ! ワメワメ!」
    ワメワメ「プリキュアに変身ワメ~!」
  • ワイフ「23たす7は?」
    娘氏「わかんないぃぃー! 30」
    ぼく「正解出す前にいちいちわめくのをやめろ……ワメワメなのか?」
  • 急峻な坂道を前に「こんなところで転んだらわーってなって私の人生は卒業式になってしまう」と警戒する娘氏。
  • ぼく「どんな色で塗ったの?」
    娘氏「片側は緑で、もう片側はうつくしいこんぶの森のような色。」
    ぼく「何て?」
  • パパの話し方を真似して「~だろ」って言おうとして「~でろ!」と言ってしまいツボる娘氏。
  • パパの話し方を真似して「~だぞ」って言おうとして「~だそ!」と言ってしまいツボる娘氏。
  • 娘氏「テトラポッドってなに?」
    ワイフ「えっ知ってるでしょ、海岸にある三角の……」
    娘氏「ああ、消波ブロックのことね」
    ぼく「さすがEテレで育った子だなあ」
  • Wordle派生の、国の形を問う「Worldle」に挑み、なぜかフィンランドやニューカレドニアやモンゴルを一撃で正解する娘氏。いや本当にどこで学ぶんだよニューカレドニアの形。
  • ぼく「『あ』から始まる国のなまえ!」
    娘氏「アゼルバイジャン」
    ぼく「い!」
    娘氏「イエメン」
    ぼく「う!」
    娘氏「ウズベキスタン」
    ぼく「逆になんで!?」
  • 娘氏はまだ主要国とかそういう重み付けを知らないので、アメリカもイギリスもウクライナも出てこないのである。
  • 娘氏「それ先生も同じペンもってるかも。インキの色が同じ」
    ぼく「インキ」
  • 娘氏「ドロップっていろんな意味があるよね。なめるドロップと、倒したときに出るドロップと……」
    ぼく「二番目にもうそれなんだ」
  • 近所のマンションの屋上の貯水槽を見て「ドームほおばり……」とつぶやく娘氏。星のカービィで現実をディスカバリーしたんだな。
  • 「コカコーラとアイスクリームどっちがすき?」と聞かれたのでコーラと答えたら、なんかコーラのボトルが印刷された紙片を渡された。算数の時間に使ったらしい。「明日かいしゃで『娘がお金を出して買ったんですよ』とみせびらかせばいい……」って言ってたけどどうすれば。
  • 娘氏「ケンタウロスって知ってる? 人馬一体だよ」
    ぼく「確かにそうだが……」

おまもり
 「これ会社に持っていってね」って渡されたんだけどこれ何? 裏をみたらたどたどしい字で「さみしさのなき あかるいきょうしつ」って書いて消したあとがあって怖いよう。

さいほう
 アイチャンが縫った!いっしょうけんめい縫った! 8歳児にお裁縫を教えるワイフの手腕よ……。


 算数の勉強を見ていると「計算のやり方は理解しているが計算ミスと見落としで失点する」という事態が頻出し、まるで小学生のころの俺を見ているようで困る。ケアレスミスに対して注意しろと言うのは完全に無駄であることが俺自身の力で証明されている。
 逆に国語はすいすい解けているようだが、漢字を雑に書いて失点しているのを見ると小学生のころの俺を見ているようで困る。結局俺は子どもを通して幼い頃の自分自身を見ているにすぎない。