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◆不定期日記ログ◆

■2020-08-23
六歳児よ、カードをめくれ
 Withコロナかつハザード酷暑の時代、夏休みとなった幼稚園児をステイホームさせておくには各種ゲームの力を借りるしかない。そしてそれはデジタルとアナログの両面から攻めるのが望ましい。前回に続いてアナログのほうを記録しておく。

 『ワードスナイパー』は娘氏にしりとりブームが来ているので語彙拡張のために買った。大人は「娘氏がわかる単語しばり」でプレイするというハンデがある。
 ルールは極めてシンプルで、場に出ているカードの文字で始まる、お題に適する単語を答えればポイントがもらえるというもの。
word sniper
「あ」で始まる、調味料といえば?
 娘氏「あじしお」

 お題は六歳児でも理解可能なものがほとんどで、「県庁所在地」「ことわざ」「歴史上の人物」「部首」あたりが苦しいものの、それをクリアできる小学生なら問題なくプレイできるものと思われる。そして繰り返しプレイすることで娘氏はご両親の回答を吸収しており、「『う』で始まる、目に見えないものといえば?」「うんめい……」などと偏った語彙を増やしている。
 大人だけでプレイするのならば『ワードスナイパー・イマジン』、未就学児を重点するのであれば『ワードスナイパー・キッズ』があるので、目的がハッキリしている人はそちらを買い求めるのが良いと思う。


 そしてワイフが『はぁって言うゲーム』を買ったのでプレイしている。
 お題とその演技プランがオープンされ、ランダムに割り振られた演技プランを実行して周囲から正解を得られればポイントが入るというゲーム。
はぁって言うゲーム
8つの演技プラン
 同じメンバーで何度も遊ぶにはリプレイ性が足りないのではないかと思ったが、お題が多いので案外そんなことなかった。そのうえ1つのお題につき演技プランが8つも提示されるので、「その演技は前に見た」というようなことは相当熱心にプレイしつづけない限り起こりえない。
 しかし8つもあるのに「いやー」の演技プランの中に「カラテを込めて」がないのはおかしいと思いませんか? あなた。「イヤーッ!」と言えばまずカラテシャウトでは? ボブは訝しんだ。

 ともかく、これによって娘氏は「感情をこめて演技する」という新しいアクションを要求されることになった。幼児の演技プランは何をやっても「かわいく」が付与されるため冷静な判断力が必要である。