◆不定期日記ログ◆
- ■2019-07-09
- 訃報
えも子、大往生をするの巻。
去年の様子
なんと享年ほぼ20歳という実家の老猫ですが、7月9日、永眠したとの知らせが入りました。
膀胱に腫瘍ができており、先週それが破裂して大量出血したのが直接の死因となりました。とはいえ病院で血液検査をしてもらったところ、出血以外には臓器にまったく異常がみられず、とうてい20歳とは思えぬ健康体だったとのこと。
手術に耐えうる若い猫であれば手術するところですが、人間に換算して100歳近い高齢者なので、点滴と止血剤で処置して寝かせておくことしか手はありませんでした。
先週お見舞いをしたときは、薬を飲ませてもおむつを被せても低いうなり声で「遺憾の意」を表明するだけの従順な患者でしたが、これは高齢や病気のせいではなく、えも子はもともとこういう猫だったのです。何をされても決して武力を行使しない猫でした。
そのせいで人生の前半は先輩であるりんりんさんに威張られ、後半は後輩であるPさんに威張られて過ごしました。ただPさんについてはとにかく何かと牙を振りかざすので、母者が「こいつが病気になっても病院に連れていけない」と嘆いていました。
しかし……えも子が崩御したということは、つまり次はこのPさんが実家の女王として即位するということ。もはやPさんは「家に入ることを許可された野良猫」のような扱いを受けており、今後を不安視する声が大きくなることは避けられません。政情が不安定な時期は続きそうです。
お疲れさま。もう誰もお前に威張ったりはしない。
去年の様子
なんと享年ほぼ20歳という実家の老猫ですが、7月9日、永眠したとの知らせが入りました。
膀胱に腫瘍ができており、先週それが破裂して大量出血したのが直接の死因となりました。とはいえ病院で血液検査をしてもらったところ、出血以外には臓器にまったく異常がみられず、とうてい20歳とは思えぬ健康体だったとのこと。
手術に耐えうる若い猫であれば手術するところですが、人間に換算して100歳近い高齢者なので、点滴と止血剤で処置して寝かせておくことしか手はありませんでした。
先週お見舞いをしたときは、薬を飲ませてもおむつを被せても低いうなり声で「遺憾の意」を表明するだけの従順な患者でしたが、これは高齢や病気のせいではなく、えも子はもともとこういう猫だったのです。何をされても決して武力を行使しない猫でした。
そのせいで人生の前半は先輩であるりんりんさんに威張られ、後半は後輩であるPさんに威張られて過ごしました。ただPさんについてはとにかく何かと牙を振りかざすので、母者が「こいつが病気になっても病院に連れていけない」と嘆いていました。
しかし……えも子が崩御したということは、つまり次はこのPさんが実家の女王として即位するということ。もはやPさんは「家に入ることを許可された野良猫」のような扱いを受けており、今後を不安視する声が大きくなることは避けられません。政情が不安定な時期は続きそうです。
お疲れさま。もう誰もお前に威張ったりはしない。