Oneside Flat Web

◆不定期日記ログ◆

■2016-02-20
スプラトゥーン、その受難と復活
 話は昨年秋にさかのぼる。
 娘の腕力、器用さ、知力の発達はめざましく、昨年11月、ついにテレビ台に設置されたアカチャンガード(手製)の解除判定に成功するに至った。
 これによりアカチャンガード解除→Wii Uのイジェクトボタンを押す→何かキラキラ輝くディスクが出てくる→食べるというコマンドが流れるように実行され、我々のSplatoonにはうっすらとキズがついてしまったのであった。

 キズは本当にうっすらとしたものだったため、最初はたいした影響は無かった。が、今年に入って徐々に、起動時(タイトル画面の表示)と、ステージ読み込み時にディスク読み込みエラーを起こすようになってしまった。
 とくに後者が深刻で、メンバーがそろってレディフォーナワバリバトル、というタイミングで落ちるためおそらく試合が3vs4になっており、チームメンバーにとっては迷惑極まりない存在となる。試合開始時に消えるイカをたまに見かけるけど、あれは回線ではなくディスクかレンズの異常で消えている可能性が高い。
 こんな状態では、たとえ読み込みエラー率がそれほど高くなくてもプレイを続けるわけにはいかない。

 何度もディスクを柔らかい布で拭いてごまかしているうちに、ついに起動エラー率がほぼ100%になった。web上にはディスクのキズに対する民間療法がたくさんある。バナナ以外はだいたい試した。これらが悪化の一因となった可能性は否めない。そもそもキズはほとんど見えないのだ。このような微細なキズが致命傷となるのであれば、素人の研磨法が功を奏するわけがない。

 近所のブックオフでディスクの研磨サービスをやっていることをつきとめ、さっそく300円で磨いてもらった。残念ながら効果はなかった。まさかと思いレンズクリーナー(Wii U専用のモノを買う必要がある。1100円)を購入し、娘が寝静まるのを待ってから2回ほどクリーニングを試みてみたが無駄であった。これで万策尽きた。さようならSplatoon……待ってます……続編……。

 そもそも小さな娘がいるのにゲームを物理的に所持することが愚かだったのだ。Splatoonを買うときもDL版を検討したことにはした。しかし我が家のWii Uは悪名高きベーシックセットである。「保存容量8GBもあれば十分だろ」と思って購入したコレは実質システム領域によって半分以上を食われており、そこにスマブラの更新データがまさかの2GB超えという惨状で、とても使い物になる状態ではなかったのだ。
 なおスマブラの更新データは現在USBメモリ(非推奨)に退避させて、そこにマインクラフトをぶっこんでいる。とっととこのようにしてDL版を買うべきであった。俺は深い後悔につつまれながら朝を迎えた。


 ワイフ「イカ直った?」

 ぼく「イカ……?イカとは……?うっ頭が」

 ワイフ「あっ……少しずつ思い出していこうな」

 そして翌週……

!!?

 「これがイカやで」

 「!!? ここが……ハイカラシティ……?」

 「ランク41、ウデマエAマイナス。それがあなたの本当の力よ」

 「微妙すぎる。せめてS級のスーパープレイヤーであった設定にしてくれ」

 「いいからとっととプレイして」

 というわけで復活しましたァー!!
 買い直しもまったく惜しくない神ゲーSplatoon!塗り遅れるな!