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◆不定期日記ログ◆

■2012-01-11
ソウ・ザ・ファースト
 いまさら初代『ソウ』を観た。
 Mighty Thorは「ソー」でSAWは「ソウ」なあたりにカタカナ語の可能性を感じる。
 思っていたほどスプラッタでもなく、よくこの導入とラストを思いついたな、としきりに感心した。


 しかしどーしてもわからん点がある。
 地下室に監禁された男2人は、足首に金属の輪を付けられ、鎖で壁の鉄柱につながれている。
 鎖の一方は足首の輪につながっており、もう一方は鉄柱をぐるりと一周し、輪を作るように南京錠で止められている。

 劇中でジグソウは、スイッチでこの鎖に電流を流し、男を感電させる。
 ……これ、どういう仕組みだ?
 鉄柱と鎖は輪になっているだけで、溶接されてるわけじゃない。
 足輪と足も同様で、体には他に怪しい装置は付けられていない。
 この状態で男に気絶するくらいの電流を流すことが可能なのか?


 壁と床に巧みに絶縁体が仕込まれていて、鉄柱→鎖→足輪→床と電気が流れる仕組みになっていたのだろうか。
 だとしても電気は鎖から直接床に流れてしまって、わざわざ人体まで行かないだろう。

 実は壁も床も天井も全部絶縁体になっている……というのはどうだろう。
 何らかの方法で男と鎖をものすごく帯電させて、スイッチ操作で鉄柱が地下で何か金属と触れるようにしておけば、静電気のアレみたいなショックを与えることができるかもしれない。
 そういえば被害者は盛んにノコギリで鎖をギコギコしていた。
 あれですごい摩擦帯電が起こる仕組みになっていたのでは!?
 あの行為すら破滅の材料になっていたなんて、さすがジグソウさんだぜ!


 静電気なのに何秒も通電できるのかとか、そもそもバスタブから出たばかりでびしょびしょの人間には静電気が起こらんだろとか、もう気にしない。