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◆不定期日記ログ◆

■2010-09-18
あかさかさかす
 ちょっと赤坂まで出かけてきた。
 実は赤坂という街は初めてだ。
 思っていたほど赤くなかったし、坂もきつくなかった。


 赤坂には、水戸黄門でおなじみのTBSがある。
 直営のグッズを売るお店があったので、ちょっと見に行ってみたところ、入口付近が『けいおん!!』のグッズで埋めつくされていたので驚いた。

 たしかにけいおんはオリコンランキングを揺るがすくらいの人気作だ。
 ハルヒだってお菓子のCMに出るご時世だし、もうたいして珍しくないのかもしれない。
 だが深夜アニメだぞ!?
 俺も含め、ここに来てる客の何人がこの作品を観てるというんだ!?
 この光景はやはり信じがたい。心のどこかで。


 ふと、最近の若いオタクは何をしてるんだろう、と思った。
 とくに、高校生くらいの若い衆だ。
 (オタクという括りもずいぶん曖昧になってしまったから、「なんらかのサブカルチャーにどっぷりな人」程度の定義をしておこう)

 今や漫画を集めてるくらいじゃ漫画オタとは言わないだろう。
 けいおんを毎週観てたくらいでアニオタと呼べるのか?
 GREEやモバゲーを極めても、それはゲーオタと言っていいのか?
 オタクという括りもずいぶん曖昧になってしまったけど、世の中の変化に従って、さらにその意味が変化しているような気がする。

 ここまで深夜アニメが一般に認知される時代は、オタクにとって生きやすい時代になったのか、その逆なのか。
 おおよそ赤坂に似つかわしくないことを考えながら帰った。