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◆不定期日記ログ◆

■2010-04-26
勇者のくせに
 PSP Goを買った時についてきた「勇者のくせになまいきだ。」が面白かったので、最新作をダウンロードしてきて先日クリアをなしとげた。

 簡単にいうとダンジョンを掘って魔物を出して、やってきた勇者を倒していくリアルタイムストラテジー。

 
『大地讃頌』

はっきり言うと、この唄のテーマはありふれたテーマ──『大地を褒めること』です


母なる『大地』のふところにッ!我等人の子の『喜び』はあるッ!
『大地』を愛せよッ!『愛=理解』!!
『大地』に生きる人の子等ッ(人の子等ッ)!
その立つTSUTYYYYYYYYYYYYY!!に『感謝』せよォーーーーッ!

(朗読)「愛して『土』を手に入れることは最上である
愛してその『土』を失うことはその次によい」

母なる『大地』を‥‥静かな『大地』を‥‥!
『大地』を褒めよッ!讃えよッ!『土』をッ!僕は敬意を表するッ!
『恩寵』の豊かな‥‥豊かな『大地』ッ!
大地大地大地大地大地大地大地大地大地大地大地大地大地大地大地大地大地!!
『讃え』よッ!『讃え』よ、『土』をォォーーーーッ!(ドグシャアァ)

母なる『大地』を‥‥平和な『大地』をッ!!
『讃え』よ!『褒め』よッ!『土』!褒めずにはいられないッ!
『讃え』よ!『土』をォォーーーーッ!

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

母なる大地を AH────────

 母 な る 大 地 を  AH────────!!

(バァ――――z____ン)


 思わず関係ないコピペを貼ってしまうくらい、このゲームでは土が大切だ。
 魔物は養分の含まれる土を崩すと生まれる。
 そして死んだ/殺された魔物は、養分を周りの土に還す。
 死んだ勇者も養分になる。

 あまりダンジョンを広々と掘ると養分の受け皿がなくなるし、かといって掘らないと魔物が出せない。
 勇者や魔物には動きにそれなりにクセがあるので、どんな形にダンジョンを掘るかで、最終的にできる魔王軍の戦力が変わってくる。
 最適解はほとんど無いので試行錯誤の連続だ。

 そして驚くべきことに、ステージは6~8ステージ×3エリアしかない。
 1-1から3-8まで、侵入してくるパーティを退ければ終了なのだ。
 低価格ソフトにせよ、すごいボリュームの少なさ……に見えた。

 が、数々の試行錯誤と運がないと、8ステージを抜くのは難しい。
 ゲームオーバーが日常茶飯事である。
 個人的な感覚としては、テーブルマウンテンが3つあるような感じだ。

 シナリオ中に魔王の繰り出す激しいメタ発言と、ゲーム内のほぼすべての固有名詞に仕込まれたパロネタが、この厳しいゲームを「ユルさ」でコーティングしている。
 とくにパロネタは徹底しており、一作目の最初からすでに「STAGE1 ぼくに このてを よごせというのか」であるのでけしからん。各方面に謝っておいた方がいいレベル。


 もし興味を持ってくれたPSP使いがいたら、無料体験版がけっこー遊べるので、ダウンロードしてみてほしい。
 なんでわざわざこんな日記を書いたかというと、いつか出会ったときに協力対戦モードをやってみたいからなのだ。