Oneside Flat Web

◆不定期日記ログ◆

■2009-12-07
知っているのか伊達
 「臣」の書き順が違うと指摘された。
臣の書き順
書き順の正誤
 これはおかしい。
 俺の書き順が間違ってるとしたら、そっちのほうがおかしい。

 人は誰でも「臣」を書くとき「あれ?『巨』じゃなかったっけ?」と疑う。
 「巨人」と書こうとして「臣人」と書いてしまい、「覇極流千峰塵!!」とか言いながら修正液を浪費するのが人の常である。
 「巨」は「臣」に直せるが、「臣」は「巨」にはできないことを考えると、俺の書き順は心理的に正しいものであり、これは書き順が実態と乖離している例だと言えよう。

 書き順を守る利点は、字形を整えることにある。
 だが「臣」の場合は疑いながら慎重に書くため、書き順を違えても字形にはたいして影響がない。
 これをさらさらっと書く者は、勢い余って「昼休み」を「昼体み」にしてしまう小学生のごとく、臣人の刑に処せられるのである。
 なので、俺は間違っていない。