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◆不定期日記ログ◆

■2009-06-15
富士急排卵度
 関東の連中と、富士急ハイランドに行ってきたよ!現地集合で。

 前回の来訪では、主にフジヤマと戦慄迷宮を攻略した。
 未経験のメンバのため、やはりまず!フジヤマと戦慄迷宮を片付けるべきだろう。

 79メートルの高さで得た位置エネルギーを運動エネルギーに変換するフジヤマ。
 僕はすでに、最初の落差さえ耐えればあとは存分にGを楽しめることを知っている。

 全長700メートルの巨大お化け屋敷である戦慄迷宮。
 僕はすでに「5人がかりなら怖くない」ということを予測できている。
 よいかジェラール。我々はインペリアルクロスという陣形で進む。
 お前は私の後ろに立つ。
 お前のポジションが一番安全と見せかけて、実はゾンビ遭遇率が最も高い。
 覚悟して進め。


 ここからは個人的に未知のエリアに挑戦。
 前回未完成だった「ええじゃないか」は、もう見た感じからして怖すぎるので攻略をあきらめた。
 したがって今回のチャレンジは「ドドンパ」になる。

 園内からコースを見上げると、とても絶叫マシンには見えないほど緩やかだ。
 一部、垂直上昇+垂直降下があって凄いプレッシャーだが、このマシンの恐ろしい点はこの落差ではない。

 カタパルトみたいなスタート地点から発射されると、すぐに速度は172km/hに達する。
 意外にも一番恐ろしいのはこのスタートの加速度だった。
 アインシュタインは「慣性と重力って一緒じゃね」と言ったことで有名だが、なるほど急加速だけでも絶叫マシンは成立するんだな。なんか違う気がするが納得した。

 フジヤマとどちらが怖い?といえばフジヤマに軍配を上げる。
 「絶叫マシンは足を踏ん張って耐えろ」というのが自分の絶叫哲学だが、ドドンパはその点、安全バーで体をガッチリ固定されており、踏ん張ることが容易であるぶん余裕がある。
 そしてこの絶叫哲学に従うと「ええじゃないか」は攻略できないことになる。


 しかし富士急は姑息なマネをする。
 ドドンパの順番待ちの列で見かけた自販機をご覧いただきたい。
桃白白
「ドドンパ」の列に「白桃」!
 誰もが桃白白のことを思い出してつい買い求めてしまうに違いない。
 現に、これだけが売り切れである。
 これはもはやサブリミナルではないだろうか?