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◆不定期日記ログ◆

■2009-02-15
ベンジャミン・バトン
 外見年齢80歳で生まれ、歳を重ねるごとに肉体が若返っていく奇妙な男、ベンジャミン・バトンの生涯を描いた映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観てきたよ。
 広辞苑先生によると、「数奇」の原意は「運命の食い違い」らしい。
 この映画にピッタリだ。
 まだこれから観に行くという人もいると思うので、できるだけ具体的なネタバレを避けて感想を記すことにする。


 同行したあんどう君が『フォレスト・ガンプ 一期一会』との類似性を指摘したが、脚本家が同じらしい。ハチドリが好きな人だ。
 この作品にも、ハチドリが人間の魂の象徴みたいな扱いで出てくる。
 ハチドリは蜂の羽音のような音をたててホバリングする小鳥だが、そのはばたきは空中で8の字を描いている。8を横にすると無限大パワーだ!というアシュラマン理論が劇中に出てきた。
 いいシーンだったが、そんなことより「蜂鳥」と「8鳥」の一致は偶然ではあるまい。
 映画ほったらかしで日本語のすごさに感動した。

 その他にも、日の出は人の心を癒す効果があるということや、落雷を恐れてはいけないということを、この映画から学ぶことができた。
 ていうか7回目の落雷で俺は小さくガッツポーズをした。


 最後に一見全然関係ない話をするが、
 フネさんがワカメを産んだのは43歳。高年齢出産で帝王切開したのかな?
 ブラピは自分の心配をしてる場合じゃないと思う。