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◆不定期日記ログ◆

■2008-12-12
赤壁
 やや遅れて「レッドクリフ Part I」を観てきたよ。
 Part Iは赤壁の戦いの直前までのお話なんで、シナリオ的なネタバレは無いと思っていろいろ書くことにする。

 主役として据えられているのは、たぶん周瑜なんだろう。
 周瑜と諸葛亮との友情がテーマの一つらしいので、Part IIでも原作みたいに嫉妬・反目したりはせずに赤壁を乗り切るのかもしれない。

 だが俺は敢えて呉の皇帝・孫権に注目した。
 曹操に立ち向かう決意をする前、彼は父と兄の位牌の前で弱音を吐く。
 父・孫堅も兄・孫策も若くして偉業を成した、だが自分はもう永遠に彼らを越えられない、と。

 そして、戸田奈津子は気を利かせて訳さなかったが、彼がその後に続けて「あげく日本じゃソンケンといえばパパのほう、俺なんて『堅くないほうのソンケン』呼ばわりだ」と呟いたのが俺の心にだけ届いた。

 アリtoキリギリスのアリさんじゃないほう、とか。
 DonDokoDonのぐっさんじゃないほう、とか。
 そんな扱いを受けているのがこの俺、(堅くないほうの)ソンケンだ、と。

 スマン!孫権!
 だが誤解だ!
 俺はそんな、消去法みたいな失礼な呼び方はしていない!

 ちゃんと「軟らかいほうのソンケン」って呼んでる。


 …あとは雑多な感想。
  • 関羽と張飛がビジュアル的にわかりやす過ぎて助かる
  • 趙雲は馬に乗っててくれないと誰だかわからなくなる
  • 仔馬の名前吹いた
  • 諸葛亮!それ合奏やない!バトルモードや!
  • いま周瑜が「ピンフ」って言った
  • 戦戈ってこうやって使うんだ!
  • いま曹操が「トイメン」って言った
  • そんな妖艶な手当てをしたら負傷兵死ぬぞ!
  • 関羽と曹操の関係に踏み込まなかったけど最後どうするのかな?