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◆不定期日記ログ◆

■2008-04-01
球技人間ボリバル
 エイプリルフールなので真正面から全力で嘘をつこうと思う。


 シモン・ボリバル
 南米大陸の国々のため尽力し、いくつかの国を独立に導いた革命家である。
 その名にちなんだボリビア共和国をはじめとして、南米では「解放者」として有名な彼だが、実はもうひとつ、世界中に影響を及ぼした、知られざる功績がある。

 少数での身軽な戦いを得意としたボリバルが、兵士の体力維持および結束力の上昇を狙って課した訓練とは、意外にも球技であった。
 その球技は、6人いれば簡単な設備でプレイできるため、兵士たちだけでなくその家族へと伝わり、女性や子どもの間で定番のスポーツとなった。

 ボリバルの死後、それはヨーロッパへと伝わり、1924年のパリ五輪で異国の球技として華々しく紹介される。
 このころの南米各国では、この球技は創始者ボリバル(Bolivar)の名で呼ばれるようになっていたが、世界中で親しまれるうち、球(Ball)と結びついて「Volleyball」という呼称が定着したようである。
 1947年に協会が発足し、国際ルールが整備されたバレーボールは、1964年の東京五輪からオリンピック正式種目となり、今なお代表的な球技の座に輝き続けている。


 よし、これだけ嘘をついておけば今年度も安泰だな。