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◆不定期日記ログ◆

■2006-06-09
ジョジョに奇妙な文学作品
 あすなろ物語~黄金の旋風~

「あすは檜になろう、あすは檜になろうと一生懸命考えている木よ。
 でも永久に檜にはなれないんだって!
 それであすなろというのよ」

「オイ冴子…さっきからうるせえぞ、
 『あすは檜になる』『あすは檜になる』ってよォ~~
 そういう言葉はオレたちの世界にはねーんだぜ…

 『あすは檜になる』…そんな言葉は使う必要がねーんだ…
 なぜなら、檜や、檜たちの仲間は、その言葉を思い浮かべた時には!
 実際に檜になっちまって、もうすでに終わってるからだッ!
 『檜になった』なら使ってもいいッ!」


 あすなろ物語~ファントム・ブラッド~

「あすは檜になろう、あすは檜になろうと一生懸命考えている木よ。
 でも永久に檜にはなれないんだって!
 それであすなろというのよ。
 ところで明日って…いつの明日よ?」

「あ…明日さ…」

「鮎太…あんたの一番怖いことってなあに?」

 パッシィァ!(平手)

「一番怖いのはこの痛みなの?
 あんた…大人になっても檜になれない方がもっと怖いとは思わないの?」


 最終的におせっかい焼きの信子・E・O・スピードワゴンに
「こいつはくせえッー!翌檜以下の臭いがプンプンするぜッ―――ッ!!
 明日は檜になるだと?ちがうねッ!こいつは何になろうとも思ってねぇッ!」
 とか言われる始末。台無しだ。