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◆不定期日記ログ◆

■2005-06-21
四字熟語シンパシー
 「跳梁跋扈チョウリョウバッコ」という言葉の荒々しさが好きだ。

 曖昧模糊の「もこ」も好きだし、
 魑魅魍魎の「チミ」も魅力的だが、
 やはり跳梁跋扈は完成度が高い。

 梁を跳び越え、わくを無視して自由勝手にはびこる。
 「チョーリョー」という響きはなんだかすごく軽やかに飛び跳ねている感じがする。そのうえ、そこに「バッコ」である。「バコン」でも「バコッ」でもなく「バッコ」。すごい勢いで踏みつけたような音である。
 イメージとしてはノコノコを踏みまくるマリオだ。しかしマリオの奴では「ピョーンピョーンポコッ」くらいが関の山だろう。「チョーリョーバッコ」にはそれをはるかに凌駕する勢いがある。
 曖昧模糊とした魑魅魍魎が跳梁跋扈する世界など心がおどるようだ。

 あとどうでもいいけど魑魅魍魎は「鬼」の部分が無駄なのでカッコでくくって外に出して計算したくなるよね。