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◆不定期日記ログ◆

■2004-03-22
ドッペルゲンガー
 この世の中には、自分とそっくりな人が三人だか五人だかいて、
 そいつに会うと死んでしまうらしい。

 酔った勢いでこの説に関して考察してみた。
 自分とそっくりな人に会っただけで、なぜ死んでしまうのか。
 きっとこの話は、以下の様な顛末があって生まれたに違いない。

 比較的近い未来から、タイムマシンでやってきた一人の男。
 彼は、わけあって過去の自分に会いにきたのだ。
 紆余曲折のすえ出会う、二人の自分。
 だがタイムパラドックスが発生し、あえなく二人とも消滅する。

 で、それを見ていた通行人Aが、
 「自分そっくりな奴に会ってた奴が消えた」
 と言いふらし、時とともに形を変えて冒頭の話となったのである。

 …この推論の非常に残念なところは、
 2004年現在、まだタイムマシンが開発されていないということだ。