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以下の記事へのツッコミです

■2025-04-29 : 北米の翼
 2023年の娘氏の誕生日に『ナナトリドリ』を買い、2024年のクリスマスには『ペンギンパーティ』と、娘氏の鳥意識の高まりとともに鳥類系ボードゲームをプレイしてきた我々であるが、そろそろ覚悟を決める時が来たと感じている。

 ボードゲーム好き、あるいは鳥好きのいずれかに「鳥のボードゲームをやってるんだけど」と言えば、100人中100人が「ウイングスパンとか?」と返してくるであろう。この事実から目を背けてはいけない。

 ウイングスパンとは!
 自分の管理する保護区に最高の野鳥を誘致することを目指す、鳥好きによる鳥好きのためのボードゲームである!
 ここまで買ってきた鳥系ゲームと比べて箱が16倍くらいでかく、1ゲームのプレイ時間が5倍くらいある中量級ゲームなので、なかなか購入に踏み切れずにいた。しかし娘氏ももう小学校高学年であり対象年齢に入っているし、そのうち反抗期となって父親を遠ざけるようになるであろう。やるならば今しかない。我々は覚悟を決めて購入ボタンを押した。
WINGSPAN
WINGSPAN(文鳥フィギュアは付属しません)
 軽量級でないボードゲームは久々でありルールがちゃんと理解できるか不安だったが、これくらいメジャーなゲームになるとYoutubeにインスト動画が溢れている。なのでそれを参照して挑んだ。一度流れを理解してしまえば覚えることは多くない。
 したがってここにルールを示すことは省略する。我々の知るゲームの中では『街コロ通』が近い。資源がダイスで出て、カードを配置し、勝利点を得る。カードの供給がランダムで、それによってだいぶ試合展開が変わることとか、終盤にカードが多くなってくるとダイナミックに点数が動くところとかも似ている。ダイレクトアタックの手段がなく、相手のカード次第でこちらにも利益があったりなかったりするという程度の関わりがあるという対戦のありかたもそれらしい。

 正気でない部分として鳥カードの物量が挙げられる。170枚のカード全てに異なる鳥が描かれている。1ゲームで出てくる鳥のカードは3人で遊んだ場合50~60枚くらいだろう。明らかにオーバースペックである。
 カードの能力はある程度重なりがあるものの、その鳥にちなんだ能力にこじつけられている。いったいどうやってバランスをとったのか。デザイナーの鳥への執念には驚かされるばかりだ。

PIPI
ポピピポ?(オカメインコは?)
 すまんな、オカメインコは拡張「大洋の翼」を入れないと出会えないらしいんだ。拡張入れるとさらに推しの鳥が出てくる確率が減るからどうしよう。あと文鳥はまだ実装されてないんだってさ。
WINGSPAN
 初見ながらなんとか勝つことができた。勝利点は場に召喚した鳥カードに付属するスコアだけでなく、鳥が狩りに成功した回数、鳥が蓄えた餌、群れを増やした数、卵の数など多岐にわたり、計算するまで誰が勝ったのか最後までわからない。計算は多少めんどくさい。このへんはデジタル版に優位性がある部分であろう。

 ていうかアレッ……Switch版がゴール田ウィーク明けまで半額ですね!? 欧州+大洋の拡張を入れても3000円!? まあ娘氏とテーブルを囲むためにアナログゲームを買ってるので別にいいんだけど、鳥好きの人はこっちも検討すると良いかも。デジタル版は鳥が動いて鳴くのが強いんだよな……。

Quiz-Authentication 2.255

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 『酔いどれ船』『地獄の季節』などの代表作がある、19世紀フランスの詩人といえば?