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以下の記事へのツッコミです

■2025-03-31 : 月記MARCH
娘氏「パパは何日からお休み?」
ぼく「さては……サラリーマンに春休みがあると思っているな?」

 逆になんでないんだろうね。切り替えの時期なのにこんなに忙しいのはおかしいよ。でもまあいい。じゃあ3月に観たもの、読んだもの、やったことの記録だよ。

■インセプション

 アマプラで『インセプション』を観た。時系列は異なるが、『インターステラー』『TENET』に続くクリストファー・ノーランチャレンジである。
 ノーラン作品はとにかく難解だと言われており、実際TENETなんかは全編ずっとジョジョのラストバトルを観ているような気持ちで楽しんだ。その理屈でそうなる?? なってるからいいかぁ……。
 こっちはそれよりもスタンド能力が「夢の中に入って記憶を読んだり無意識を植え付けたりする」とイメージしやすく、かついろんな役割分担があって設定の厚みもあり、わかりやすかった……と思ったが、途中で「ところで今なにを目指してるんだっけ?」ってなって置き去りにされた。あとからググッて解説見たらちゃんと説明されてたんだけど、夢の中で死んだときの挙動と目覚める条件が現場で急遽変わったせいでわかんなくなったんだよな。
 全編を通して渡辺謙が酷使されていてよかった。ここまで酷使される渡辺謙は見たことがなかった。

■るろうに剣心

 ものすごく丁寧なアニオリ追加パートを含む京都大火編が終わった。
 京都市街地に放火したうえで大阪湾から軍艦を発進なんていうド派手な計画が、原作ではサラッと未遂で終わってしまううえ、素人テロリストの作った炸裂弾で全財力の5分の3を費やした戦艦が撃沈されて悲しすぎる。このへんを厚くすることは、ジャンプの週刊連載という枠組みではやりたくてもできなかったことだったのだろう。
 まあその結果「京都には他に医者はいないのか……?」「東京行きの戦艦になぜ蒼紫が……?」など不可思議な点が出てきてしまったが、気にしないことにしよう。次のクールではいよいよ志々雄様が「1対5にしてもまあいいっしょ」ってなるので楽しみに待つ。

■叙述トリック

 最近ワイフが昔の推理小説を読んでいるので、オススメされたやつを読んだ。
 とはいえ、困ったことに叙述トリックの含まれる作品は、それが含まれるということ自体がネタバレとなる。なのでタイトルを出すことができない。もう20年近く前の作品なので今さらネタバレということもないだろうが、無駄にネタバレすることもあるまい。
 お話の筋としては、「レインマンが人を襲う」という都市伝説が実際の殺人事件となって、刑事のコンビが噂の発信源を追うっていう奴だ。既読者はこのくらいの情報でわかると思う。最近都市伝説を解体したいという気持ちが高まっていたのでとても面白く読めた。あとi-mode全盛期の渋谷ギャルたちの文化が懐かしすぎる。オンビキを矢印にするんじゃあない。

 この作品、「最後の1行のどんでん返し」という仕込みがあるんだけど、そっちはあまり脈絡を感じなくって、むしろ最後まで読んで犯人がわかったうえで、吉良吉影(概念)に吉良吉影(概念)された人はどの段階で吉良吉影(概念)された状態だったのか、というのが巧みにごまかされているのに気づいたのがいちばんスリリングだった。読み直したらもうこの段階で吉良吉影(概念)されてんじゃん……怖……。犯行のトリックとは関係ないから叙述トリックとは言わないかもしれないけど、こういう完全に騙されてた感を味わいたくてミステリ読んでるところがあるな。

■ドンキーコング(GB)

 Switch Onlineゲームボーイのラインナップに、待望の『ドンキーコング』が追加された。
 名前のせいで説明がややこしいんだが、これは先に配信された『スーパードンキーコングGB』『ドンキーコングランド』『ドンキーコングGB』とはぜんぜん別のゲームである。それらはスーパーファミコンの『スーパードンキーコング』をベースにしたアクションゲームであり、今回追加されたのはマリオを主役とした初代『ドンキーコング』の系譜なのだ。この系譜は『マリオvsドンキーコング』シリーズとして続いている。

 ゲームを始めるとアーケード版やファミコン版でおなじみの、鉄骨でつくられたステージが出迎えてくれる。
 しかしマリオさんは側転や三段跳びなどおなじみのアクションを身につけており、ハンマーを振るしか能がなかったあの頃とは完全に異なるタフガイとなっている。ゲームボーイなのにアクションがめちゃめちゃ滑らかなのはさすがのマリオさんである。
 そしておなじみのステージを越えると、そのアクションをフルに活用した面クリア型アクションパズルが開幕する。もう「面クリア型アクションパズル」というジャンルが懐かしすぎるが、令和に通用する遊び応えがあるので是非やってみてほしい。

 しかしこれ、スーパーゲームボーイのローンチタイトルだったんだなあ。懐かしい。それを差し引いても50インチのテレビでやるものではない気がするが。

■Vampire Survivors

 隠しキャラをサクサクと解禁していくうちにすっかりハマってしまったが、「終盤、進化した武器のエフェクトが眩しすぎて目に悪い」という理由でプレイに気合いと覚悟が求められる。それは無駄にでかいテレビでやってるからでは? それはそう。
vampire survivors
 インフレしきってもはや「何が起きてるのかわからない」から「直視できない」に進化したプレイの様子。このゲーム、個人開発ゆえの「ユルさ」がなんかクセになってしまう。画面、直視できなくてもいいんだ!

 恐ろしいのが、大抵のステージは30分で終了するので、主要アイテムのアンロックが済んでクリアが安定してくると、「ちょっとやるか」とコントローラーを握ったら最後、30分が確定で消費されることである。「今日は4回プレイしたぞ」となれば、ヴァンサバに2時間を費やしたことがハッキリとわかってしまう。恐ろしい。
 時間経過とレベルアップ速度を倍にする「お急ぎモード」はあるが、ゲームバランスが変わっちゃうから特定のトロフィー狙いのとき以外は使いにくいんだよね。

■ニチアサ百景

 我が国のヒーローたちが戦う理由は基本的に「何かを守るため」である。眩しくて戻らない瞬間をもう誰にも奪わせないために強くなろうとするのがヒーローとしての姿勢なのだ。
 特に、普通の女子中学生を戦場に送り込むプリキュアについては、初変身時に「何かを守りたい」という気持ちが強調される。人々の笑顔を、夢を、好きな事を、奪う行為は許せない、そういった動機で普通の女子が戦いに赴くのである。

 しかし……今期の妖精は……戦闘のことを知らずに「アイドルプリキュア」のライブに憧れて一緒に踊りたいだけの紫雨さんを「合格プリ~!」といって戦場に単騎で出撃させ、心を折るという、めちゃくちゃなことをやってしまった。
 確かにプリルンは「友達が踊っているところを無断で動画サイトにアップロードする、怒られてもまたやる」など歴代妖精のなかでも飛び抜けたあほとして描かれているが、アイドルと同じステージに立てることを餌に戦場に送り出すのはラインを越えていないか。プリルンがそういうタイプの邪悪であり報いを受けるのならいいが、結局謝罪もないまま、3人目の戦士加入の流れになってしまったのもヤバいのではないか。

 騙された紫雨さんも紫雨さんで、戦場の恐怖を目の当たりにして心が折れたのに「それでも推しと踊りたい」という熱意でプリキュア化するのですごい。
 一応「みんなの『好き』を守りたいから戦う」という流れにできたのにそっちじゃなくて、戦うことは聞いてなかったけどしょうがない! みたいな気持ちで変身するのはマズくないか。我々の世界にも実際にそうやって搾取されてきたアイドルの卵たちがいるのではないか。今期の脚本、何を考えているのかがわからなくて怖くなってきた。

 そして、そんな邪悪を目の当たりにしたニチアサおじさんたちを迎え撃ったのが、『仮面ライダーガヴ』の三大マッドサイエンティスト(なんで三人もいるんだ?)の一角、酸賀研造であった。
 そりゃあ仮面ライダーのマッドサイエンティストが人体実験を一人しかしてないわけないよな。作中に出てこない犠牲者がたくさんいるはずだよな。被験者が人体実験に向かうように関係者を殺害したりもするよな……するかぁ!?
 狂気に足を踏み入れた理由も関係者には明かさないまま、さらっと爆死するところまで含め完璧であった。仮面ライダー・マッドサイエンティストレースで一気に先頭グループに躍り出たな。こいつに比べたら死人が出てないぶんプリルンはマシ。なんで比較対象になってるんだよ。


 ところで戦隊にもプリキュアにも「活動休止中の伝説的男性アイドル」が登場したことで思ったんだけど、このアイドル飽和時代に我々は「グループ名(「元」も含む)の肩書きを持たない男性アイドル」をアイドルと認識しなくなっているのではないか。
 ノグチ・ゴウ・ヒデキの時代は違った。男が単体でピカピカのキザでいられた。今はアイドルといえばアイドルグループであり、ソロの男は俳優かミュージシャンか芸人に分類されてしまう。女もそうか? ……そうかも?
 よくわからなくなってきた。プリキュアと戦隊にはぜひ「アイドルとは何か」を再定義してほしい。期待している。

Quiz-Authentication 2.255

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■クイズにお答え下さい Quiz No.62
 漫画『南国少年パプワくん』でパプワ島に流れ着いた青年は?