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■2023-01-27 : ねずみのキャラクターに告ぐ
うちで暮らす最後のハムスターであったモロッコは、今年の年賀更新を飾ったのち、静かに天寿を全うした。これによって、我が家に旋風を巻き起こした「突然ねずみが5匹に増えた事件」は幕を閉じた。
この記録のあと、全てのねずみは独立したスペースで暮らすことになり、したがって回し車や水飲み器などの設備は当初の5倍に達した。ねずみは原則として単独で暮らす生き物なので仕方ない。ハムスターヴァルハラに逝っても仲良くケンカしていることだろう。
そして、ねずみと暮らしたことで俺は深刻な後遺症を抱えることになった。
ねすみの可愛さとはすなわちそのくびれのないフォルムであり、したがって世の中にあふれる「首があるねずみのキャラクター」をねずみと認識できなくなったのである。
たとえばこれは我が地元の誇るオリジナルキャラクター「ポンキッキ」であるが、このポンキッキ氏はだいぶ擬人化が進んでいるので仕方ない部分はある。
だがもう一匹の世界的なねずみはそうはいかない。ピカチュウのことである。
ピカチュウには首がない。れっきとしたねずみのキャラクターだ。だが一部グッズではかなりハッキリと首……つまり頭と胴の境目が描かれている。ちょっと公式のイラストを引用させてもらおう。
ねずみと暮らした後遺症で、俺はこのポケセンでよく見る「首があるタイプのピカチュウ」を許容できなくなってしまったのだ。これはもうねずみポケモンではない……なにか別種のポケモンなのではないだろうか。
後遺症が先鋭化した俺は、ピカチュウの進化ツリーにすら疑問を抱いてしまうに至った。
こうでは? だいたいオーキド博士はピカチュウの進化前の個体を発見していなかったし、そのわりにカントー地方にもともとピチューがいたことが2019年のアニメで明らかになったし、ピカチュウにはわりと謎がある。デデンネがピカチュウに進化する可能性がまだあるのではないだろうか。
これがねずみと暮らした男が見いだした狂気である。これを読んでしまったからには、あなたもピカチュウを見かけるたびに首があるかどうか確認してしまうことだろう。
この記録のあと、全てのねずみは独立したスペースで暮らすことになり、したがって回し車や水飲み器などの設備は当初の5倍に達した。ねずみは原則として単独で暮らす生き物なので仕方ない。ハムスターヴァルハラに逝っても仲良くケンカしていることだろう。
そして、ねずみと暮らしたことで俺は深刻な後遺症を抱えることになった。
ねすみの可愛さとはすなわちそのくびれのないフォルムであり、したがって世の中にあふれる「首があるねずみのキャラクター」をねずみと認識できなくなったのである。
たとえばこれは我が地元の誇るオリジナルキャラクター「ポンキッキ」であるが、このポンキッキ氏はだいぶ擬人化が進んでいるので仕方ない部分はある。
だがもう一匹の世界的なねずみはそうはいかない。ピカチュウのことである。
ピカチュウには首がない。れっきとしたねずみのキャラクターだ。だが一部グッズではかなりハッキリと首……つまり頭と胴の境目が描かれている。ちょっと公式のイラストを引用させてもらおう。
ねずみと暮らした後遺症で、俺はこのポケセンでよく見る「首があるタイプのピカチュウ」を許容できなくなってしまったのだ。これはもうねずみポケモンではない……なにか別種のポケモンなのではないだろうか。
後遺症が先鋭化した俺は、ピカチュウの進化ツリーにすら疑問を抱いてしまうに至った。
こうでは?
これがねずみと暮らした男が見いだした狂気である。これを読んでしまったからには、あなたもピカチュウを見かけるたびに首があるかどうか確認してしまうことだろう。