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以下の記事へのツッコミです
■2022-09-07 : いまさらLEGENDS アルセウス
末弟おじさんがお盆に突然『ポケモンLEGENDS アルセウス』を投げつけてきました。
いや~~こんなイカを控えた大切な時期にポケモンなんて始められるかよぉ~~まあ新システムみたいだし話のタネ程度にちょっと触ってみるか~~というナメた姿勢でスタートしましたが、見事エンディングまでプレイしてしまいました。
かつて幼い娘氏にえらそうにポケモンの講釈をたれてきた俺ですが、実はカントー地方とジョウト地方のことしか知りません。
第三世代以降の新しいポケモンの知識はスマブラとポケモンGOから得ていました。
アニメも娘氏より観ていません。総合的にいうとポケモン情報弱者に入るのではないでしょうか。
なので本作を渡されたときも冒頭のナメた態度だったわけですが、それがむしろ良かったのではないかと思います。
プレイ感覚はポケモンのナンバリングよりもむしろゼルダBotWに近いものになっています。移動のついでに道ばたの素材を確保してきずぐすりを作ったり、戦闘なしでポケモンを捕獲するためにステルスしたりするのはもうすっかりおなじみの感覚です。
ステルスは、多くのオープンワールドゲーがそうであるように、草むらに潜むことで成立します。本作ではポケモンではなく我々が草むらから飛び出すのです。敵対されてポケモンを繰り出すと、そこで初めていつものポケモンバトルが始まります。
初代ポケモンでは、マサラタウンの草むらに突入しようとすると、オーキド博士に「待つんじゃあ! 草むらでは野生のポケモンが飛び出す! こちらもポケモンを持っていれば戦えるのだが……」と止められましたね。「こちらもポケモンを持っていれば戦える」……持っていなければどうなるのか……?
こうなります。 よくアニメのサトシのフィジカルを形容して「スーパーマサラ人」と呼びますが、ポケモンと相対するには強靱な肉体が必要であることがよくわかります。
とはいえ、全力で逃げればまず殺されることはないので、難易度としてはそう高くはありません。というかポケモンが殺しにくるってすごい攻めた設定だなって思うんですよ。「めのまえがまっくらになった」の具体を見せつけられました。
実際に「ポケモンが恐れられている世界」の新鮮さはすごくって、ポケモンに村を焼かれた人すら出てきます。作中に具体的な被害はありませんが、「主人がクイタランに殺されて一年が過ぎました」みたいな人、絶対いるんだろうな……。
クリア直前のパーティ。御三家はモクローを選んだのですが、くさ・ゴーストのイケメンに育つはずが、くさ・かくとうのヒスイジュナイパーとかいう奴に進化してしまい、ゴウカザル・ルカリオとの競争に敗れて牧場行きとなりました。
バトルは特性とか複雑なものはないので、タイプの相性をばっちり理解していれば負ける要素はありません。でも初代直撃世代のポケモンおじさんは、いまだにエスパータイプを相手にすると何も考えられなくなって、相性無視の高火力技で殴りにいってしまうんだ……。
舞台も開拓時代の北海道がイメージされており素晴らしいです。主人公は現代のポケモン世界からの異世界転移者で、現代チート(主にモンスターボールを投げる肩力と、ポケモンを恐れない心)で無双していきます。サブクエストの依頼や調査を進めるたびに、開拓地でポケモンと暮らす人が徐々に増えていくのが心地よかったです。
UIなどまだまだ改善の余地のあるゲームではありますが、この方向性のポケモンをもっと見てみたいと思わせる意欲作でした。特に、かつてダイヤモンド/パールをプレイしていて、通信対戦に興味がなく、かつゼルダBotW履修済の人は絶対やるべき。そんな人は俺に言われるまでもなくとっくにプレイし終わってますよね。知ってる知ってる。
いや~~こんなイカを控えた大切な時期にポケモンなんて始められるかよぉ~~まあ新システムみたいだし話のタネ程度にちょっと触ってみるか~~というナメた姿勢でスタートしましたが、見事エンディングまでプレイしてしまいました。
かつて幼い娘氏にえらそうにポケモンの講釈をたれてきた俺ですが、実はカントー地方とジョウト地方のことしか知りません。
第三世代以降の新しいポケモンの知識はスマブラとポケモンGOから得ていました。
アニメも娘氏より観ていません。総合的にいうとポケモン情報弱者に入るのではないでしょうか。
なので本作を渡されたときも冒頭のナメた態度だったわけですが、それがむしろ良かったのではないかと思います。
プレイ感覚はポケモンのナンバリングよりもむしろゼルダBotWに近いものになっています。移動のついでに道ばたの素材を確保してきずぐすりを作ったり、戦闘なしでポケモンを捕獲するためにステルスしたりするのはもうすっかりおなじみの感覚です。
ステルスは、多くのオープンワールドゲーがそうであるように、草むらに潜むことで成立します。本作ではポケモンではなく我々が草むらから飛び出すのです。敵対されてポケモンを繰り出すと、そこで初めていつものポケモンバトルが始まります。
初代ポケモンでは、マサラタウンの草むらに突入しようとすると、オーキド博士に「待つんじゃあ! 草むらでは野生のポケモンが飛び出す! こちらもポケモンを持っていれば戦えるのだが……」と止められましたね。「こちらもポケモンを持っていれば戦える」……持っていなければどうなるのか……?
こうなります。
とはいえ、全力で逃げればまず殺されることはないので、難易度としてはそう高くはありません。というかポケモンが殺しにくるってすごい攻めた設定だなって思うんですよ。「めのまえがまっくらになった」の具体を見せつけられました。
実際に「ポケモンが恐れられている世界」の新鮮さはすごくって、ポケモンに村を焼かれた人すら出てきます。作中に具体的な被害はありませんが、「主人がクイタランに殺されて一年が過ぎました」みたいな人、絶対いるんだろうな……。
クリア直前のパーティ。御三家はモクローを選んだのですが、くさ・ゴーストのイケメンに育つはずが、くさ・かくとうのヒスイジュナイパーとかいう奴に進化してしまい、ゴウカザル・ルカリオとの競争に敗れて牧場行きとなりました。
バトルは特性とか複雑なものはないので、タイプの相性をばっちり理解していれば負ける要素はありません。でも初代直撃世代のポケモンおじさんは、いまだにエスパータイプを相手にすると何も考えられなくなって、相性無視の高火力技で殴りにいってしまうんだ……。
舞台も開拓時代の北海道がイメージされており素晴らしいです。主人公は現代のポケモン世界からの異世界転移者で、現代チート(主にモンスターボールを投げる肩力と、ポケモンを恐れない心)で無双していきます。サブクエストの依頼や調査を進めるたびに、開拓地でポケモンと暮らす人が徐々に増えていくのが心地よかったです。
UIなどまだまだ改善の余地のあるゲームではありますが、この方向性のポケモンをもっと見てみたいと思わせる意欲作でした。特に、かつてダイヤモンド/パールをプレイしていて、通信対戦に興味がなく、かつゼルダBotW履修済の人は絶対やるべき。そんな人は俺に言われるまでもなくとっくにプレイし終わってますよね。知ってる知ってる。