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■2017-12-26 : スーパーマリオオデッセイ
12月の上旬、俺は迷っていた。
ここのところずっとイカをやっている。イカのマッチング時間にポケ森でイカを釣る毎日だ。同じSTEPの毎日じゃ生きてることさえ忘れちゃうそれじゃ張りがない。新しいゲームがやりたい。
そういえばPS4で出た地球防衛軍の最新作が面白そうだ。あとゲームオブザイヤーでガンガン名前があがるブレスオブザワイルドとか、スーパーマリオオデッセイもプレイしておきたい。この週末あたりどれかを買おう。
Splatoon公式「フェス始まるぞ」
ぼく「アッハイ」
こうしていつものようにイカをプレイして週末を終えた俺は危機感を覚えていた。
まずい。去年の今頃はうっかりFallout4を始めたばっかりに気づいたら半年もそれで遊んでしまい、Switch本体とブレスオブザワイルドの購入タイミングを完全に失った。このままではまた1年半くらいSplatoonに持っていかれてしまう。次の週末こそ新しいゲームを……。
Splatoon公式「ガチアサリ始まるぞ」
ぼく「アッハイ」
こうしてイカの新ルールで週末を終えた俺は逆にすがすがしい気持ちになっていた。
イカはいつやっても楽しい。ならば新しいゲームが買いたいと思ったときに買うべきだと。イカにはいつでも戻ってこれるのだと。
そんなわけで結局、俺がスーパーマリオオデッセイを手にしたのは年の瀬もせまる12月の下旬になってからだった。
この スッパーマーリオー↑オデッセーイ!!(例の声)は、俺にとってはマリオ64以来の3Dマリオということになる。あのころは、初めての3D空間でクリボーすらうまく踏めない我々のために、マリオさんはパンチとキックを習得していた。
今回のマリオさんは「帽子投げ」を習得している。帽子は基本的にはマリオさんの向いているほうに飛んでいくので、最初はやや戸惑った。イカと平行してやっているので、視点変更が右スティックでなく正面を向くボタンで行うようになっていたら、帽子投げも多少はスムースだったかもしれない。しかしこれはすぐに慣れた。操作に関して本当にストレスがないのはさすがのマリオさんと言える。
そしてヨッシーのときにも感じたことだが、本当にすみずみまでオモテナシの心が詰まっている。言い換えれば、ブリックロード憲章が忠実に守られている。ブリックロード憲章とは「ゆきどまりにはアイテムを置く。自由勝手に持ち去るべし。」「今はゆけなくとも、いずれたどり着く場所もある。」など、探索要素のあるゲームの基本的方針をうたったもので、俺がたった今名づけた概念である。
創意工夫して到達した場所には、たいていパワームーン(規定数集めると次のワールドが解放される)か紫コイン(収集アイテム)があり、かけた労力がスピーディーに達成感に変換されていく感覚がある。そのサイクルが小刻みにくり返され「うおォン俺はまるで人間達成感発電所だ」という気持ちになってくる。
そしてあるとき、ふとジャンプした先に隠しブロックが現れたのを見て「制作チーム……なぜ俺がここでジャンプすることがわかった……?」みたいな感覚に陥る。たとえば寄り道をしてずいぶん本筋と離れたところに来てしまったな、と思っていたのに、いつのまにかマップの重要地点に到着しておりこの道こそが本筋だったのだ、みたいな状況がすでに何度か起こっている。
ブリックロード憲章のはじめのほうに「私の統計によれば、約70パーセントの人は、まず右を選ぶ。」とある。俺は俺の自由意思によって好き勝手に走り回っていたはずだった……しかしそれは巨大なブッダの掌の上だったのだ……。
正直に言えば「何をやっても製作チームの想定内なのではないか」という感覚はたしかにあり、それゆえ64ほどの無邪気な解放感はない。だが一挙手一投足が気持ちいいので何かせずにはいられない。特にキービジュアルに使われている都市の国では、周囲がリアル頭身の人間だらけのためマリオさんの超人的身体能力が際立ち、存分に解放感を味わえる。素晴らしいというほかない。
写真はうっかり湖の国の開放的な服装のまま都市の国へと向かってしまい、娘氏から「はだかでまちに行ったらだめでしょ~~!」と注意されるマリオ氏です。がんばれ。
ここのところずっとイカをやっている。イカのマッチング時間にポケ森でイカを釣る毎日だ。同じSTEPの毎日じゃ生きてることさえ忘れちゃうそれじゃ張りがない。新しいゲームがやりたい。
そういえばPS4で出た地球防衛軍の最新作が面白そうだ。あとゲームオブザイヤーでガンガン名前があがるブレスオブザワイルドとか、スーパーマリオオデッセイもプレイしておきたい。この週末あたりどれかを買おう。
Splatoon公式「フェス始まるぞ」
ぼく「アッハイ」
こうしていつものようにイカをプレイして週末を終えた俺は危機感を覚えていた。
まずい。去年の今頃はうっかりFallout4を始めたばっかりに気づいたら半年もそれで遊んでしまい、Switch本体とブレスオブザワイルドの購入タイミングを完全に失った。このままではまた1年半くらいSplatoonに持っていかれてしまう。次の週末こそ新しいゲームを……。
Splatoon公式「ガチアサリ始まるぞ」
ぼく「アッハイ」
こうしてイカの新ルールで週末を終えた俺は逆にすがすがしい気持ちになっていた。
イカはいつやっても楽しい。ならば新しいゲームが買いたいと思ったときに買うべきだと。イカにはいつでも戻ってこれるのだと。
そんなわけで結局、俺がスーパーマリオオデッセイを手にしたのは年の瀬もせまる12月の下旬になってからだった。
この スッパーマーリオー↑オデッセーイ!!(例の声)は、俺にとってはマリオ64以来の3Dマリオということになる。あのころは、初めての3D空間でクリボーすらうまく踏めない我々のために、マリオさんはパンチとキックを習得していた。
今回のマリオさんは「帽子投げ」を習得している。帽子は基本的にはマリオさんの向いているほうに飛んでいくので、最初はやや戸惑った。イカと平行してやっているので、視点変更が右スティックでなく正面を向くボタンで行うようになっていたら、帽子投げも多少はスムースだったかもしれない。しかしこれはすぐに慣れた。操作に関して本当にストレスがないのはさすがのマリオさんと言える。
そしてヨッシーのときにも感じたことだが、本当にすみずみまでオモテナシの心が詰まっている。言い換えれば、ブリックロード憲章が忠実に守られている。ブリックロード憲章とは「ゆきどまりにはアイテムを置く。自由勝手に持ち去るべし。」「今はゆけなくとも、いずれたどり着く場所もある。」など、探索要素のあるゲームの基本的方針をうたったもので、俺がたった今名づけた概念である。
創意工夫して到達した場所には、たいていパワームーン(規定数集めると次のワールドが解放される)か紫コイン(収集アイテム)があり、かけた労力がスピーディーに達成感に変換されていく感覚がある。そのサイクルが小刻みにくり返され「うおォン俺はまるで人間達成感発電所だ」という気持ちになってくる。
そしてあるとき、ふとジャンプした先に隠しブロックが現れたのを見て「制作チーム……なぜ俺がここでジャンプすることがわかった……?」みたいな感覚に陥る。たとえば寄り道をしてずいぶん本筋と離れたところに来てしまったな、と思っていたのに、いつのまにかマップの重要地点に到着しておりこの道こそが本筋だったのだ、みたいな状況がすでに何度か起こっている。
ブリックロード憲章のはじめのほうに「私の統計によれば、約70パーセントの人は、まず右を選ぶ。」とある。俺は俺の自由意思によって好き勝手に走り回っていたはずだった……しかしそれは巨大なブッダの掌の上だったのだ……。
正直に言えば「何をやっても製作チームの想定内なのではないか」という感覚はたしかにあり、それゆえ64ほどの無邪気な解放感はない。だが一挙手一投足が気持ちいいので何かせずにはいられない。特にキービジュアルに使われている都市の国では、周囲がリアル頭身の人間だらけのためマリオさんの超人的身体能力が際立ち、存分に解放感を味わえる。素晴らしいというほかない。
写真はうっかり湖の国の開放的な服装のまま都市の国へと向かってしまい、娘氏から「はだかでまちに行ったらだめでしょ~~!」と注意されるマリオ氏です。がんばれ。