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■2011-02-28 : いちご100%中の100%
いちごは果実なのか、野菜なのか?
農林水産省の統計を見てみると、いちごはメロン・すいかとあわせて「果実的野菜」として野菜に分類されている。
一方、中央卸売市場の分類の分類を見ると「果実」の中に入っている。
このことから、公的・学術的にはいちごは果実ではないが、我々消費者はみんな果実として扱っているということがわかる。
樹木に実るものが果実で、草本に実るものが野菜、という分け方は一見わかりやすいが、そもそも樹木と草本の定義が難しい。
年輪の有無、1年で枯れるかどうかなど、様々な分け方があるが、どれも我々の印象からズレたものが出てくる。
たとえばバナナは多くの場合樹木ではない(=果実ではない)。
もちろん、この定義でいちごが果実になるはずがない。
生物学的に考えれば、被子植物の子房がふくらんだものを果実という。
しかしいちごは、この定義でも果実ではない。
いちごの果実はあの表面のつぶつぶである。
この場合、りんごなども果実部分を食べていないので果実でなくなる。
さらには法律上の果実という定義もある。
こちらは、たけのこやたまご、果ては仔牛や家賃まで含むスゴい言葉である。
これならいちごは果実になるが、他のものを巻き込みすぎだ。
これは大変困った事態だといえる。
別に定義上、野菜だろうが果実だろうが実生活には関係ないが、「定義があいまいだ」というところが大問題なのである。
我々がいちごを可愛らしいものとして認識しているのは、あれがフルーツの一種であるという大前提があるからだ。
もし「サナギ」とか「腫瘍」の一種だったら、我々はいちごをいままでどおり愛することができるだろうか?
何を突飛なことを、と思うかもしれない。
しかし、いちごの「花托がふくらんで複数の小さな果実を支えている」という構造は、もっともポピュラーなグロ画像であるハスと同じだ。
定義上「果実」ではなく……。
誰も「野菜」とは認識していないなら!
いちごは「グロ画像」にカテゴライズされてしまう可能性がある。
誰か俺に「いちごはフルーツだよ」と言い続けてくれ!!
農林水産省の統計を見てみると、いちごはメロン・すいかとあわせて「果実的野菜」として野菜に分類されている。
一方、中央卸売市場の分類の分類を見ると「果実」の中に入っている。
このことから、公的・学術的にはいちごは果実ではないが、我々消費者はみんな果実として扱っているということがわかる。
樹木に実るものが果実で、草本に実るものが野菜、という分け方は一見わかりやすいが、そもそも樹木と草本の定義が難しい。
年輪の有無、1年で枯れるかどうかなど、様々な分け方があるが、どれも我々の印象からズレたものが出てくる。
たとえばバナナは多くの場合樹木ではない(=果実ではない)。
もちろん、この定義でいちごが果実になるはずがない。
生物学的に考えれば、被子植物の子房がふくらんだものを果実という。
しかしいちごは、この定義でも果実ではない。
いちごの果実はあの表面のつぶつぶである。
この場合、りんごなども果実部分を食べていないので果実でなくなる。
さらには法律上の果実という定義もある。
こちらは、たけのこやたまご、果ては仔牛や家賃まで含むスゴい言葉である。
これならいちごは果実になるが、他のものを巻き込みすぎだ。
これは大変困った事態だといえる。
別に定義上、野菜だろうが果実だろうが実生活には関係ないが、「定義があいまいだ」というところが大問題なのである。
我々がいちごを可愛らしいものとして認識しているのは、あれがフルーツの一種であるという大前提があるからだ。
もし「サナギ」とか「腫瘍」の一種だったら、我々はいちごをいままでどおり愛することができるだろうか?
何を突飛なことを、と思うかもしれない。
しかし、いちごの「花托がふくらんで複数の小さな果実を支えている」という構造は、もっともポピュラーなグロ画像であるハスと同じだ。
定義上「果実」ではなく……。
誰も「野菜」とは認識していないなら!
いちごは「グロ画像」にカテゴライズされてしまう可能性がある。
誰か俺に「いちごはフルーツだよ」と言い続けてくれ!!