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■2001-11-05 : 学祭大作戦
本日を含めた土・日・月に、盛大な学校祭がとりおこなわれた。
一般の客がほとんど見込めない月曜日にまで開催する意味があるのか、という謎はひとまず忘れて…。
無論、二つのサークルを掛け持つWingも忙しく飛び回っていたのだが、そんな中、彼には重大なミッションが課せられていたのである。
土・日・月に渡って学校祭があるという事は、CGIゲーム・ファイナルクレストの更新日(火金)までの猶予を見事に潰してしまっているという事。
普段、大学の無線LANで税金ネットをしている彼にとって、これは非常に痛い。
すなわち、彼に課せられたミッションとは、
「学校祭最中の大学内で、無線の電波が届く場所を確保し、速やかにファイナルクレストの継続エントリーをすること」
である。
ギルド唯一の合成士である彼が未継続となると、被害が出るのは自分だけに留まらない。必ず継続エントリーしなくてはならない。
しかも、合成をてがける合成士だけに、そのエントリー内容はおのずから複雑になってくる。時間の限られる自宅からの接続では落ち着いてエントリーできない。正確にエントリーするならなんとか住民の血税で接続しなければいけない。
図書館は閉館となっており、パソコン室をはじめ使用しない教室には当然カギがかかっている。あと無線LANが利用できるのは経営情報棟(以下経情棟)のカレッジホール(1階~3階吹き抜け)だけである。しかし、カレッジホールは日曜夜のイベント「中夜祭」の舞台となっており、実行委員による大改装が行われているのだ。
土曜日、彼はさっそく愛機サスケハナ号を取り出して経情棟の周りをうろうろし始めた。各教室の窓からもれる電波をなんとか拾おうというのである。
地下街でケータイの電波を求めてうろうろしているのと同じだが、なにしろ得物がデカイ。
ノートパソコンを抱えて建物の周りをうろうろする男はハタから見て大変気味が悪いものだったと推測される。
ていうかハタから見られないように隠密行動を取っていた。
結局この日のチャレンジは徒労に終わったが、経情棟の無線LANは祭りの間も動作しているということは確認できたため、次は内部に侵入する決意を固めたWingであった。
日曜日、予定通り経情棟に侵入したWingだったが、カレッジホールでは大勢の中夜祭実行委員が準備&リハに追われ、1階、2階、3階ともにおおわらわの状態となっていた。
しかも椅子などは全てどこかに片付けられており、ネットをするのなら床に座ってノートパソコンを起動するほかない。
忙しく準備する実行委員に混じってそんなことをしていれば、ノートパソコンを抱えて建物の周りをうろうろする男より数段不審な目で見られること間違いなし。ムリムリ。Wingは速やかに退却した。
月曜日となり、中夜祭の終わったカレッジホールには後片付けに追われる実行委員があふれていた。1階のイスはすでに元の位置に復帰しているが、これでは昨日とさほど状況は変わらない。
しかし、彼は2階、3階にあった照明などの装置がすでに撤去されていることに気づいた。さっそく侵入してみると、やはりほとんど人がいない。
次に各教室をのぞいてみる。カギのかかっている部屋がほとんどであった。つまり、もうここに机やイスなどの搬入はない。
Wingは3階廊下の一番奥に身を隠せる所を確保し、電波が届いていることを確認した。この辺で何度か人の足音を聞き、状況はかなりメタルギアだったといえよう。
こうしてこっそりと継続エントリーを終え、何事もなかったかのように持ち場に戻るWingだった。
余談になるが、日曜の夜に催された中夜祭に草薙すくえあ代表として編集長のジョニーさんと御白州氏が出演し、観客を沸かせた。
とくに御白州氏のマイクパフォーマンスは翌日噂の男になるほどの反響を呼んだ。たいした男よ。
さらに余談になるが、三つのサークルを掛け持つricer君はあまりの激務のため家に帰っていないらしい。たいした男よ。
◆11月7日 追記
こうして必死の継続エントリーを致しましたが、実はこの回に不具合が発生し、
次回の金曜日に再更新という処理がとられました。
まあつまり、月曜日にジタバタあがいたのは全部ムダだった、っちゅう事です。
なんでこんなオチが付くんだよ!!もう!!
一般の客がほとんど見込めない月曜日にまで開催する意味があるのか、という謎はひとまず忘れて…。
無論、二つのサークルを掛け持つWingも忙しく飛び回っていたのだが、そんな中、彼には重大なミッションが課せられていたのである。
土・日・月に渡って学校祭があるという事は、CGIゲーム・ファイナルクレストの更新日(火金)までの猶予を見事に潰してしまっているという事。
普段、大学の無線LANで税金ネットをしている彼にとって、これは非常に痛い。
すなわち、彼に課せられたミッションとは、
「学校祭最中の大学内で、無線の電波が届く場所を確保し、速やかにファイナルクレストの継続エントリーをすること」
である。
ギルド唯一の合成士である彼が未継続となると、被害が出るのは自分だけに留まらない。必ず継続エントリーしなくてはならない。
しかも、合成をてがける合成士だけに、そのエントリー内容はおのずから複雑になってくる。時間の限られる自宅からの接続では落ち着いてエントリーできない。正確にエントリーするならなんとか住民の血税で接続しなければいけない。
図書館は閉館となっており、パソコン室をはじめ使用しない教室には当然カギがかかっている。あと無線LANが利用できるのは経営情報棟(以下経情棟)のカレッジホール(1階~3階吹き抜け)だけである。しかし、カレッジホールは日曜夜のイベント「中夜祭」の舞台となっており、実行委員による大改装が行われているのだ。
土曜日、彼はさっそく愛機サスケハナ号を取り出して経情棟の周りをうろうろし始めた。各教室の窓からもれる電波をなんとか拾おうというのである。
地下街でケータイの電波を求めてうろうろしているのと同じだが、なにしろ得物がデカイ。
ノートパソコンを抱えて建物の周りをうろうろする男はハタから見て大変気味が悪いものだったと推測される。
ていうかハタから見られないように隠密行動を取っていた。
結局この日のチャレンジは徒労に終わったが、経情棟の無線LANは祭りの間も動作しているということは確認できたため、次は内部に侵入する決意を固めたWingであった。
日曜日、予定通り経情棟に侵入したWingだったが、カレッジホールでは大勢の中夜祭実行委員が準備&リハに追われ、1階、2階、3階ともにおおわらわの状態となっていた。
しかも椅子などは全てどこかに片付けられており、ネットをするのなら床に座ってノートパソコンを起動するほかない。
忙しく準備する実行委員に混じってそんなことをしていれば、ノートパソコンを抱えて建物の周りをうろうろする男より数段不審な目で見られること間違いなし。ムリムリ。Wingは速やかに退却した。
月曜日となり、中夜祭の終わったカレッジホールには後片付けに追われる実行委員があふれていた。1階のイスはすでに元の位置に復帰しているが、これでは昨日とさほど状況は変わらない。
しかし、彼は2階、3階にあった照明などの装置がすでに撤去されていることに気づいた。さっそく侵入してみると、やはりほとんど人がいない。
次に各教室をのぞいてみる。カギのかかっている部屋がほとんどであった。つまり、もうここに机やイスなどの搬入はない。
Wingは3階廊下の一番奥に身を隠せる所を確保し、電波が届いていることを確認した。この辺で何度か人の足音を聞き、状況はかなりメタルギアだったといえよう。
こうしてこっそりと継続エントリーを終え、何事もなかったかのように持ち場に戻るWingだった。
余談になるが、日曜の夜に催された中夜祭に草薙すくえあ代表として編集長のジョニーさんと御白州氏が出演し、観客を沸かせた。
とくに御白州氏のマイクパフォーマンスは翌日噂の男になるほどの反響を呼んだ。たいした男よ。
さらに余談になるが、三つのサークルを掛け持つricer君はあまりの激務のため家に帰っていないらしい。たいした男よ。
◆11月7日 追記
こうして必死の継続エントリーを致しましたが、実はこの回に不具合が発生し、
次回の金曜日に再更新という処理がとられました。
まあつまり、月曜日にジタバタあがいたのは全部ムダだった、っちゅう事です。
なんでこんなオチが付くんだよ!!もう!!