Oneside Flat Web

◆不定期日記ログ◆

■2026-02-28
マンスリーレポート:2月
 サビに入るとき短調から長調になるアニメ特撮主題歌は無数にあるが、サビで長調から短調になるのは『おジャ魔女カーニバル!!』しかないので、すごい。

PIPI
ピュイ?(急にどうした?)
 インターネットで雑に断言すると知見が集まるメソッドをやりたいんだけど拡散力がなさすぎてな……。
 では2月にやったこと、遊んだもの、読んだもの、観たものの記録だよ。
 

■生成AI

 最近仕事でGeminiくんを使役することが多くなったが、そんなGeminiくんが急に音楽生成に手を出したようなので、さっそく文鳥を称える詩を作って讃美歌を歌わせたりして遊んだ。
 Sunoと比較してかなり処理が速いが、それは現時点で30秒の制限があるからだろう。プロンプトを練らずに日本語でざっくり指定できるのは良い。
 教会の聖歌隊が文鳥を称える曲を作って! 歌詞はこれね!

Gemini
教会の聖歌隊が文鳥を神聖に、かつ力強く称える合唱曲を作成しました。

Gemini
♪ああ~ぶんどり~
 うん、文鳥を「ぶんどり」って読んでる以外は完璧! すごい技術だね!

Gemini
発音を修正し、より文鳥への愛が伝わるような神聖な雰囲気で再度作成してみます。もう一度生成してもよろしいでしょうか?
 おお、別途ひらがなで指定しようとしたけど勝手に直してくれるんだ。というかもう作成してるんだ?

Gemini
ご指摘いただいた「文鳥」の発音に注意しつつ、もう一度聖歌隊に命を吹き込んでもらいました。

Gemini
♪ああ~ぶんどり~
 この野郎……!
 AIは最近すげえ人間くさいから、こういう機械めいた挙動を見ると笑顔になってしまう。やっぱ文鳥を称える気持ちをAIに外注してちゃダメだな。せっかくアコースティックギターがあるんだから、自分の力で称えないと!
[C]文鳥 [Am7]それは [Em]君がみた小鳥
ぼく[F]が 見[Dm7]た 羽[G]
[C]文鳥 [Am7]それは [Em]ふれあいの小[Am]
[F]せの [G7]白い 羽[C]
ワイフ「だいぶ既存の曲だったけど!?」

■Splatoon 3

 先月末に急にアプデがあり、新システムのイカフローと体力ゲージが実装された。おそらく「4」へのテストであろう。
 体験してみたが、俺のような周囲が見えていないイカにとっては、なんかフローに入ったり入られたりするけど意識してるヒマがなく、体力ゲージも見えた瞬間にはどっちか死んでるのであんまり関係ない。つまりこれ以上画面の情報量が増えても俺には入ってこないという悲しい結論になった。でもまあ「味方の誰かがイカフローに入った」という効果音はどこにいても聞こえるので、攻めどきを見逃さないのはいいかもしれない。
 
 そんな環境で計測した今シーズンのブキチPは以下のとおり。
#nintendoswitch
 今回は既存のブキの再計測だけを行った。なぜか戯れで持った竹が大爆発してしまい、ベストナインに燦然と輝いている。竹以下の数値しか出なかった持ちブキは反省して欲しい。特に初代からずっと使ってるのにいまだに1500を超えないスプラシューターコラボ君!!
 だがそれ以外の持ちブキは最高値TOP10に入るようになって良かった。ラピッドブラスター、デュアルスイーパー、ジェットスイーパー、シャープマーカー、わかばなどだ。XP1500台の「チームメイトをキャリーする力」を持たぬイカにとっては計測はくじ引きみたいなものなので、試行回数を増やすしかないのだ。

 また本日はクマフェスことクマサン商会のランダム違法ブキ祭りであり、ステージも比較的やさしいムニ・エールとのことだったので、ニーサン一家の助けを得て2時間粘り、でんせつ600の銀バッヂを回収してきた。
 ランク500になってからスロッシャー×3とか酷い編成が連続しクマサンの悪意を感じた。

■Tiling Forest - Tiling Town Demo

 Steamで体験版が公開されているTiling Forestというパズルがすげえという話を聞いたのでやってみた。

 ルールは単純で、上記ストアページを見ていただければわかると思う。タイル状のフィールドを一筆書きの道で埋めることを目指すパズルだ。
 しかし最初は使えるタイルが極めて少ない。なので、まずは埋めずに「道だけつなげる」という一時クリア条件を満たして次のステージに進み、埋められるステージを探していく。
 埋めることができれば新しいタイルが手に入り、今度はそれを利用して埋められる・進むことができる場所を探す。これはメトロイドヴァニアだ。オープンワールド・メトロイドヴァニア・パズルゲームというとジャンル名を欲張りすぎの感があるが、要はそういうことだ。
Tiling Forest
 序盤からどう考えても「分岐する道のパネル」がないと埋まらないステージが続くので、「いったいいつ分岐パネルが手に入るんだろう、でも手に入ったら汎用性が高すぎてあっという間にクリアになってしまうんじゃないだろうか」と思いながらプレイしていたが、実際に分岐させる方法はまったく予想していない形で降ってきた。
 そして「ひとまずクリア」にたどり着くころには「どう考えても1マスの空白パネルがないと埋まらないステージがあるが、それが手に入ったら全部それで解決してしまうんじゃないだろうか」という疑問に、とんでもない方法で応えてくる。完全敗北だ……そんなのできるわけがない……!!

 体験版とはいえTiling Townとは別のゲーム扱いらしい。Tiling Town、これよりすごい難易度が襲ってくるのか……!?

■Doctor K

 2023年に『K2』の無料公開があり、その後『K2』の最新話を追いつつ『スーパードクターK』を履修していったんだけど、その中間の話である『Doctor K』がマガポケなら初回無料で読めることを知り、去年から少しずつ読み進めていた。

 それが今月、黒須一也登場回まで到達した。これが収録されている9巻が1998年発行なので30年近く前になる。このとき未就学児だった一也くんは『K2』連載中に小・中・高・大と現実と同じ速度で成長していき、去年いきなり結婚した。甥っ子の成長を見守ってきたような気持ちだ。
 そんな一也くんの初登場エピソードを読んで、「顔かたちが同じもう一人のオレがどういう人生を歩むのか……見てみたい」っていうKAZUYAさんにグッときてしまった。彼の人生が結婚までたどり着いたことをKAZUYAさんも麻純さんも知らない。知らせる術がない。40年近くにわたってリアルタイムの物語を紡いできた作品でなければ醸し出せない感慨であった。

■野球・文明・エイリアン

 ジャンプ+の異色野球漫画の双璧のひとつ『野球・文明・エイリアン』が最終打席を迎えた。(双璧のもう片方は言うまでもなく『サンキューピッチ』である。)
 第一話から凄まじいスピードでお話が進むので目が離せなくなり連載を追っていた。エイリアンの文明の話が立て込んでくると常に野球が現れて解決(解決??)してくるのがいさぎよい。終盤、急にアクセルを踏んだので「まさか次回最終回か!?」ってなったけど、まさかそこからさらに5回くらいアクセルを踏むとは思わなかった。
 
 結局第一話のワームホールはなんだったんだ、千葉マリンスタジアムではよくあることなのか? と思っていたが、最終話でなんか理解ワカってしまった。最終話最終コマには「END ...But baseball never ends!」というドすげえ声明が出されている。おそらく野球は文明やエイリアンより先にあるもので、仮に地球が滅亡したとしても続いていくものなのだ。そうだったとは……!!
 これが刺さった人は『全部ぶっ壊す』も刺さると思うので読んでみてほしい。へじていと&山岸菜先生の次回作にも期待しています。

■ニチアサ百景

 『名探偵プリキュア!』が始まった。

情報が溢れかえり、変化が目まぐるしい社会の中、
周りに流されずに「自分でとことん考える」ことを大切にしてほしい。
自分を見失わないように、意思をもって、未来を切り開いていってほしい。
そんな願いを込めて、名探偵をモチーフにした物語を描きます。

おうちのかたへ | 名探偵プリキュア!
 この声明文、『わんプリ』のときもあったけど、作品を通して「何を伝えたいか、そのために何を見せ、どんな気持ちになってほしいか」を事前に公開してくれるのはありがたい。メイン視聴層でない俺にとっては視聴する姿勢が定まる。それでAIやスマホが普及していない1999年にタイムスリップする話になったわけね。

 探偵モノとプリキュアはどちらも強固な枠組みをもつので、それらがケンカしてしまわないか不安だった……が、杞憂であった。
 探偵でなく名探偵(Star Detective)なのがポイントで、名探偵はプリキュアと同じく架空の存在なので、食い合うことはない。この世界の名探偵をプリキュアと呼べば良いだけの話だ。
 ただシナジーもないのは確かで、探偵をやったあとにプリキュアもやるのは尺としてキビシイ予感がある。爆速で推理パートに突入させるために、ぐいぐい事件に首を突っ込む中学生のことを関係者が無条件で信頼する。まあ、これについては平然と殺人事件現場に出入りする小学生が有名なので助かっている形だ。

 Aパートが終わったタイミングで「読者への挑戦状――現時点で犯人に至る手がかりはすべて提示した」という状態になるのもとても頑張っていて、CMの間に親子でナゾトキを楽しめる仕掛けになっている。メイン視聴者には毎回のナゾトキを、大きなお友達にはタイムスリップを軸とした設定の謎を、並行して提示していく構えである。
 たとえば2026年のあんなの母と1999年の小林は髪色と目の色が一致しているが、仮に小林があんなの母になる女だったとして……自分の未来を知ってしまうような展開が、このコンセプトの上に乗るだろうか? 敵組織に所属するプリキュア(なんかEDで仲良く踊ってますけど!?)とはどういうことなのか? バラまかれた謎がどのように回収されていくか想像が捗る。

 そして『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』は最終回を迎え、戦隊の歴史が一区切りとなった。
 最終回前に「10話くらいまで現場は戦隊最終作になることを伝えられていなかった」「最終決戦を残して撮影が終わった後で降板騒ぎが起こった」という2つの情報を得て、俺は天を仰いだ。最終戦の「角乃! いけんのか!」をどんな気持ちで叫んでいたのか。
 それをこの最終回まで持って行けたのは偉業というほかない。俺は「この3か月ぶんのプロジェクト、仕様変更するから。納期はそのままね」って言われたら仕事をブン投げずにいられるだろうか。50年の歴史の重みと意地であろう。歓声も罵声も近寄れないほど滾ったプライドであろう。これを作った全員がヒーローだった。

 最後の願いが山盛りのフランクフルトだったのが本当に良くって、遠野くんはいつでもフランクフルトパーティが可能な人との繋がりを得たんだな、というのが一目でわかるまとめ方だった。それについて「滞納してる家賃は!?」ってツッコまれるのも良い。「負債も信用であり他者との繋がり」という話をすでにやっているのでポジティブである。

 それに続く『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』は完全にいつもの味で、全身スーツでないほぼ生身の敵を殴りまくる新鮮さはあるものの、ギャバンの名を冠していなかったら普通に「戦隊と名乗っていないだけの戦隊」になりかねないところだった。50年もやると戦隊の当たり判定が広すぎるのだ。
 だが本作はギャバンなので、戦隊でいう名乗りやバズーカの代わりに蒸着プロセスやレーザーブレードができる。したがって戦隊ではない。これがギャバンというIPを持ってきた理由であろう。「多元宇宙刑事」という肩書きもハッタリが効いていて良い。
 変身アイテムであるエモルギアはだいぶゴチゾウなんだけど、やっぱ売れたんでしょうね。バンダイさんは本気だ。激怒のエモルギアで変身する人が弩城怜慈(怒気・Rage)なら、デスギャバンに変身する人は殺戮刑事殺死杉ころしすぎ謙信けんしんみたいな名前なんだろうか。怖すぎるな。

 ところで作中でも普通に「ギャバい」って言うんすね。俺はてっきり広報担当が勝手に言っているものと思っていたジオ……。