◆不定期日記ログ◆
- ■2025-05-31
- マンスリーレポート:5月
この前、マックで近くに座っていた落ち武者が
「この令和の世にては、『虜になる』との言葉、いとポジティブなる文脈にて使われるとぞ聞こえたり。われらが世と比ぶれば、捕虜の扱い、格段に良くなりたるものとみえる」
っていう話をしていました。意外とみんな、何かに囚われたがっているのかもしれないね。
それでは5月にやったこと、観たもの、読んだものの記録だよ。
[D]ポポーポポポポ ポポーポポポポ
[Bm]ポポポポポー ポポー ポポー

PIPI [G]ポポポポポー ポポポポポー
[A]ポポポポポーポー ポーポーポーポー
[D]探しものは何ですか
[Bm]見つけにくいものですか

PIPI D-Bm-G-Aのコード進行がいろんな曲に使われていることを知ったので、鳥にフェイントをかけて楽しんでいる。
このコード進行は「1645進行」という通称があるらしく、G-Em-C-Dとかもキーをいじるとこれになり、『YOUNG MAN』とか『おどるポンポコリン』にも派生できる。
これをディグリーネームとかいうやつで示すと「Ⅰ-Ⅵm-Ⅳ-Ⅴ」になるから1645らしいんだけど、このディグリーってやつ、ただでさえCとかGとか無味乾燥な音の名前が読みにくいローマ数字になることでとっつきにくさが極まっている。ⅣとⅥの違いがとっさにわかるのなんてスーパーファミコンでドラクエとFFをやってた世代だけだろ……。
旋法にはイオニアンとかミクソリディアンとかかっこいい名前がついているんだから、相対音程の名前もなんとかしてやればよかったのに。
娘氏は力が足りないから下の方に刺さることが多くて、それが19とか17とか19のトリプルとかになりがちなんだよな。俺が一生懸命BULL狙って5点とか出してるのによォ~~!
「ホットサマー・マーサ」は実写版のほうを先に観ていたんだけど、おかげですごいわかりやすかった。
よく考えたら漫画作品を実写のほうから入る経験ってしたことがなかったな。ワイフと「ドラマの『逃げ恥』を観て漫画に逆流する人はいたかも」って話をしたけど、俺の人生においてはかなり珍しい体験だったかもしれない。
中尾隆聖や山寺宏一の出演も話題になり、こうなるとどのタイミングで戸田恵子出演のカードを切ってくるかに注目せざるを得ない。盤外戦術が強すぎる。
シャア・アズナブル君さあ……「刻が見える」じゃあないんだよ。ガンダム名台詞を一人で全部持っていく気なのか? 最終回で新機体に乗って「νガンダムは、伊達じゃない」とか言いながら登場するつもりではあるまいな。
Beginning部分以外の人々との関連も出てきて厚みが出てきた。アマテさんのお母さん、三者面談で「地球の海で泳ぎたい」とか言う娘を叱ったら、娘がジオンの戦艦からガンダム盗んで単独で大気圏突入してしまったのでかわいそうすぎる。娘が反抗期になるとこういうこともあるんだなあ……怖いな……。
このモードは眷属であるゴチゾウを100匹消費する。去年のケミーがほぼポケモンであったのに対し、今年のゴチゾウはほぼピクミンであり、変身に使用したあとは幸せそうな顔で昇天する。変身解除とともに100匹のピクミンが天に昇る姿は圧巻である。
そしてゴチゾウを増やすにはショーマ君がお菓子を食べる必要があり、次の変身のために急遽100匹のゴチゾウを増やす回は絵面がたいへんなことになっていた。このままではショーマ君の血糖値がもたない! 「至ってしまう」ぞッ!
販促的には、強化フォームが出たあとでも従来のフォームを出したい。なので「最終フォームが使えない理由」をひねり出すことが多いのだが、シンプルに「コストが甚大」という設定を見たのはとても久しぶりな気がする。下手すると仮面ライダーバース以来じゃない?
ゴジュウジャーの青は活動休止中の男性アイドルなのだが、「ファンを退屈させまいとするあまり、自分が退屈な男になってしまっていたことに気付く」とか「怪人に引き裂かれた恋人同士を歌で繋げる」とか、ものすごく「戦うアイドル」であることに真摯に向き合っている。
アイドルプリキュアに求めていたのはこれだったのかもしれねえ。ときどき同じ人が脚本書いてる(!?)ので、プリキュアにも頑張ってもらいたい。
そして戦隊でもプリキュアでも追加戦士の発表が行われた。追加戦士も初夏の季語である。
追加プリキュアは二人組であろうことは予測がついていた。今作は変身シーンの最後に体の一部でハートを作る。追加戦士がハートを作るのであれば、あの「親指と人差し指の指先でぜんぜんハートに見えない何かを作るしぐさ」か、「二人同時に変身して二人でハートを作る」のどちらかであろう。前者は全身画だと映えなさすぎる。であれば二人組だ。
しかし「キュアキッス」「キュアズキューン」って名前はどうなんだ……キスでズキュゥゥンなのはあまりにもディオ様すぎるでしょうが……。こっちはまだ「アイドル!(人名)」ですら慣れていないのである。キュンキュンに関してはなんかニックネームっぽいので慣れた。なんとかしてほしい。
「この令和の世にては、『虜になる』との言葉、いとポジティブなる文脈にて使われるとぞ聞こえたり。われらが世と比ぶれば、捕虜の扱い、格段に良くなりたるものとみえる」
っていう話をしていました。意外とみんな、何かに囚われたがっているのかもしれないね。
それでは5月にやったこと、観たもの、読んだものの記録だよ。
■アコースティックギター
【呼び込み君のテーマ】[D]ポポーポポポポ ポポーポポポポ
[Bm]ポポポポポー ポポー ポポー

PIPI
ポポーポポポ
[A]ポポポポポーポー ポーポーポーポー
[D]探しものは何ですか
[Bm]見つけにくいものですか

PIPI
!?
このコード進行は「1645進行」という通称があるらしく、G-Em-C-Dとかもキーをいじるとこれになり、『YOUNG MAN』とか『おどるポンポコリン』にも派生できる。
これをディグリーネームとかいうやつで示すと「Ⅰ-Ⅵm-Ⅳ-Ⅴ」になるから1645らしいんだけど、このディグリーってやつ、ただでさえCとかGとか無味乾燥な音の名前が読みにくいローマ数字になることでとっつきにくさが極まっている。ⅣとⅥの違いがとっさにわかるのなんてスーパーファミコンでドラクエとFFをやってた世代だけだろ……。
旋法にはイオニアンとかミクソリディアンとかかっこいい名前がついているんだから、相対音程の名前もなんとかしてやればよかったのに。
■ダーツ対決
きまぐれに家族でダーツを投げにいって、昔の感覚を思い出しながら301を攻めていたんだけど、ダーツ初挑戦の娘氏が、至近距離から投げて枠内にささるかどうかっていう投擲力にも関わらずビギナーズラックであっさり301を達成して優勝したので、ご両親は膝から崩れ落ちました。娘氏は力が足りないから下の方に刺さることが多くて、それが19とか17とか19のトリプルとかになりがちなんだよな。俺が一生懸命BULL狙って5点とか出してるのによォ~~!
■岸辺露伴は動かない 3
漫画のほう。映画の封切りとあわせて新刊出すからうっかり見落とすところだったじゃあないか……「ホットサマー・マーサ」は実写版のほうを先に観ていたんだけど、おかげですごいわかりやすかった。
よく考えたら漫画作品を実写のほうから入る経験ってしたことがなかったな。ワイフと「ドラマの『逃げ恥』を観て漫画に逆流する人はいたかも」って話をしたけど、俺の人生においてはかなり珍しい体験だったかもしれない。
■朝ドラ あんぱん
やなせたかしがやせたかなしい姿(戦時中のすがた)になるのかどうか確認したくてちょっと追ってみているんだけど、主要キャラの中に屋村さん(ヤムおじさん)と羽多子さん(ハタコさん)が自然な流れで紛れ込んでるのに気づいた瞬間に敗北を感じた。朝ドラでやっていいんだそういうの……そのうち名犬シーズーとか飼い始めるんじゃないだろうな。中尾隆聖や山寺宏一の出演も話題になり、こうなるとどのタイミングで戸田恵子出演のカードを切ってくるかに注目せざるを得ない。盤外戦術が強すぎる。
■ガンダムGQu...uX
8話まで観た。1クールしかないせいでお話がジェットコースターめいており、1話ごとに原作キャラや原作を匂わせるキャラが出てきてはそのジェットコースターに巻き込まれて死んでいくので話題性がすごい。シャア・アズナブル君さあ……「刻が見える」じゃあないんだよ。ガンダム名台詞を一人で全部持っていく気なのか? 最終回で新機体に乗って「νガンダムは、伊達じゃない」とか言いながら登場するつもりではあるまいな。
Beginning部分以外の人々との関連も出てきて厚みが出てきた。アマテさんのお母さん、三者面談で「地球の海で泳ぎたい」とか言う娘を叱ったら、娘がジオンの戦艦からガンダム盗んで単独で大気圏突入してしまったのでかわいそうすぎる。娘が反抗期になるとこういうこともあるんだなあ……怖いな……。
■ニチアサ百景
仮面ライダー最終フォームといえば初夏の季語。今年も最終フォームと思われる「オーバーモード/マスターモード」が登場した。このモードは眷属であるゴチゾウを100匹消費する。去年のケミーがほぼポケモンであったのに対し、今年のゴチゾウはほぼピクミンであり、変身に使用したあとは幸せそうな顔で昇天する。変身解除とともに100匹のピクミンが天に昇る姿は圧巻である。
そしてゴチゾウを増やすにはショーマ君がお菓子を食べる必要があり、次の変身のために急遽100匹のゴチゾウを増やす回は絵面がたいへんなことになっていた。このままではショーマ君の血糖値がもたない! 「至ってしまう」ぞッ!
販促的には、強化フォームが出たあとでも従来のフォームを出したい。なので「最終フォームが使えない理由」をひねり出すことが多いのだが、シンプルに「コストが甚大」という設定を見たのはとても久しぶりな気がする。下手すると仮面ライダーバース以来じゃない?
ゴジュウジャーの青は活動休止中の男性アイドルなのだが、「ファンを退屈させまいとするあまり、自分が退屈な男になってしまっていたことに気付く」とか「怪人に引き裂かれた恋人同士を歌で繋げる」とか、ものすごく「戦うアイドル」であることに真摯に向き合っている。
アイドルプリキュアに求めていたのはこれだったのかもしれねえ。ときどき同じ人が脚本書いてる(!?)ので、プリキュアにも頑張ってもらいたい。
そして戦隊でもプリキュアでも追加戦士の発表が行われた。追加戦士も初夏の季語である。
追加プリキュアは二人組であろうことは予測がついていた。今作は変身シーンの最後に体の一部でハートを作る。追加戦士がハートを作るのであれば、あの「親指と人差し指の指先でぜんぜんハートに見えない何かを作るしぐさ」か、「二人同時に変身して二人でハートを作る」のどちらかであろう。前者は全身画だと映えなさすぎる。であれば二人組だ。
しかし「キュアキッス」「キュアズキューン」って名前はどうなんだ……キスでズキュゥゥンなのはあまりにもディオ様すぎるでしょうが……。こっちはまだ「アイドル!(人名)」ですら慣れていないのである。キュンキュンに関してはなんかニックネームっぽいので慣れた。なんとかしてほしい。