◆不定期日記ログ◆
- ■2021-04-04
- 家族みんなでポン!
これから2000文字くらいかけて、「パネルでポンで6歳児に勝てない」という話をします。
まじで勝てないんですよ娘氏に。まず「パネルでポンって何だ?」って人います? いちから説明しないとだめか? じゃあ説明しときますけど『パネルでポン』は1995年にスーパーファミコンで発売されて以降、いろんなところでリメイクされてる任天堂の隠れた名作です。いや全然隠れてねえよ。他の名作が目立ちすぎてるだけだよ。
ゲームのジャンルとしてはぷよぷよみたいな対戦アクションパズルになると思うんですが、パネルが落ちてくるのではなくてせりあがってくることが特徴です。プレイヤーができるのは「左右のパネルを入れ替える」ことしかなく、これを駆使して3つ以上色をマッチさせて消していき、パネルが天井につかないよう生き延びます。
娘氏がこれに夢中になった理由としては、まずキャラクターがカワイイで、やるべきことが単純明快ということだと思います。また、ぷよぷよみたいな落ちゲーだと「おじゃまぷよで連鎖が台無しになって何もできないまま憤死」というパターンがありますが、パネポンはおじゃまパネルのバーが上から落ちてきても、下からせりあがってくるパネルの流れには影響ありませんので、実力差があっても比較的自分のペースで進められるというのがメリットです。
それで、そんなゲームでなぜ6歳児を相手に全身全霊をかけてプレイし、無様に敗北してジゴクめいた断末魔をあげているのかという話なんですが、まず当然パパのほうにはハンデが課せられています。娘氏はLV1、俺はLV7からのスタートです。これはパネルが上がる速度を示しています。正直に申し上げると上限のLV10では即死するのでLV7に落ち着きました。
現在の俺の実力で、LV7スタートだと、活動限界はおよそ120秒といったところです。それを越えたあたりからパネルを消す速度がせり上がる速度に追いつかなくなり、やがて惨たらしい死を迎えます。
娘氏側のパネルの上昇速度は極めて軽微なため、120秒とちょっとの間に全力で娘氏を攻撃しておじゃまパネルを積み上げる以外に勝つ方法はありません。
ですが困ったことに、娘氏はおじゃまパネルを解凍する方法を速やかに身に付けました。おじゃまパネルのバーに隣接するパネルを消せば、おじゃまパネルはまとめて通常パネルに変化します。
パパが大量に送り込んだおじゃまパネルの層は一瞬で溶かされ、そして山のように積みあがった通常パネルから偶然連鎖が発生、それは大量のおじゃまパネルを生み、今度は反対に雪崩のようにパパのフィールドに流れ込みます。
デスフロムアバブ。確実な死です。
僕は……あの人に勝ちたい。しかしこれ以上ハンデを下げたくない。どうすれば現在のハンデのまま圧倒的な勝利を収め、父親としての威厳を保つことができるのでしょうか? 助けてインターネット! アッ! 公式サイトが生きているぞ!!
いやお前これよく生きてたな!??
こういうのを残してくれていることには感謝しかありません。これでオジャマまわりの仕様を学習だぜ!
4つ消し以上で発生するおじゃまパネルは全て、隣接していれば一撃で解凍される……なるほど……つまり俺が必死に送り込んでいたおじゃまの層は、実際にはまったく層ではなく、ただ偶然連鎖のエサを与えていただけに過ぎなかったということです。なんたる残酷な事実。
3連鎖以上で発生するおじゃまパネルには厚みがあり、それは一撃では1行ぶんしか解凍されないため、こちらが本当の「層」というべき攻撃であると言えるでしょう。
しかし3連鎖……それを連続で仕込めるほどプレイに習熟してはいません。絶望がパパを包みましたが、しかし、そこにはまだ希望のかけらが残されていました。
娘氏が偶然連鎖できるのなら俺にだってできるはず。そうですカウンターです。
まず、娘氏にいつものように偶然連鎖のエサを与えます。娘氏の偶然連鎖が来るのを待ち構え、来たら即座に解凍しまくってこちらも偶然連鎖が発生するのを祈ります。3連鎖が出たら一気呵成に4つ消し・5つ消しを送り続け、解凍されきる前に圧殺する……これに賭けるしかありません。いくぞ!
無慈悲! やっぱり娘氏には勝てなかったよ……。
この作戦の悲しいところは、互いに連鎖がお祈り状態なので、大きな動きがないまま120秒が経過し俺に限界が訪れて死ぬ可能性が高いということです。パネポンでは連鎖は組んで用意するよりは連鎖中に後からガンガン付けていく(アクティブ連鎖)のが基本なので、できれば3連鎖くらいはアドリブで作り出せるようになりたいですね。
まじで勝てないんですよ娘氏に。まず「パネルでポンって何だ?」って人います? いちから説明しないとだめか? じゃあ説明しときますけど『パネルでポン』は1995年にスーパーファミコンで発売されて以降、いろんなところでリメイクされてる任天堂の隠れた名作です。いや全然隠れてねえよ。他の名作が目立ちすぎてるだけだよ。
ゲームのジャンルとしてはぷよぷよみたいな対戦アクションパズルになると思うんですが、パネルが落ちてくるのではなくてせりあがってくることが特徴です。プレイヤーができるのは「左右のパネルを入れ替える」ことしかなく、これを駆使して3つ以上色をマッチさせて消していき、パネルが天井につかないよう生き延びます。
娘氏がこれに夢中になった理由としては、まずキャラクターがカワイイで、やるべきことが単純明快ということだと思います。また、ぷよぷよみたいな落ちゲーだと「おじゃまぷよで連鎖が台無しになって何もできないまま憤死」というパターンがありますが、パネポンはおじゃまパネルのバーが上から落ちてきても、下からせりあがってくるパネルの流れには影響ありませんので、実力差があっても比較的自分のペースで進められるというのがメリットです。
それで、そんなゲームでなぜ6歳児を相手に全身全霊をかけてプレイし、無様に敗北してジゴクめいた断末魔をあげているのかという話なんですが、まず当然パパのほうにはハンデが課せられています。娘氏はLV1、俺はLV7からのスタートです。これはパネルが上がる速度を示しています。正直に申し上げると上限のLV10では即死するのでLV7に落ち着きました。
現在の俺の実力で、LV7スタートだと、活動限界はおよそ120秒といったところです。それを越えたあたりからパネルを消す速度がせり上がる速度に追いつかなくなり、やがて惨たらしい死を迎えます。
娘氏側のパネルの上昇速度は極めて軽微なため、120秒とちょっとの間に全力で娘氏を攻撃しておじゃまパネルを積み上げる以外に勝つ方法はありません。
ですが困ったことに、娘氏はおじゃまパネルを解凍する方法を速やかに身に付けました。おじゃまパネルのバーに隣接するパネルを消せば、おじゃまパネルはまとめて通常パネルに変化します。
パパが大量に送り込んだおじゃまパネルの層は一瞬で溶かされ、そして山のように積みあがった通常パネルから偶然連鎖が発生、それは大量のおじゃまパネルを生み、今度は反対に雪崩のようにパパのフィールドに流れ込みます。
デスフロムアバブ。確実な死です。
僕は……あの人に勝ちたい。しかしこれ以上ハンデを下げたくない。どうすれば現在のハンデのまま圧倒的な勝利を収め、父親としての威厳を保つことができるのでしょうか? 助けてインターネット! アッ! 公式サイトが生きているぞ!!
いやお前これよく生きてたな!??
こういうのを残してくれていることには感謝しかありません。これでオジャマまわりの仕様を学習だぜ!
4つ消し以上で発生するおじゃまパネルは全て、隣接していれば一撃で解凍される……なるほど……つまり俺が必死に送り込んでいたおじゃまの層は、実際にはまったく層ではなく、ただ偶然連鎖のエサを与えていただけに過ぎなかったということです。なんたる残酷な事実。
3連鎖以上で発生するおじゃまパネルには厚みがあり、それは一撃では1行ぶんしか解凍されないため、こちらが本当の「層」というべき攻撃であると言えるでしょう。
しかし3連鎖……それを連続で仕込めるほどプレイに習熟してはいません。絶望がパパを包みましたが、しかし、そこにはまだ希望のかけらが残されていました。
娘氏が偶然連鎖できるのなら俺にだってできるはず。そうですカウンターです。
まず、娘氏にいつものように偶然連鎖のエサを与えます。娘氏の偶然連鎖が来るのを待ち構え、来たら即座に解凍しまくってこちらも偶然連鎖が発生するのを祈ります。3連鎖が出たら一気呵成に4つ消し・5つ消しを送り続け、解凍されきる前に圧殺する……これに賭けるしかありません。いくぞ!
無慈悲!
この作戦の悲しいところは、互いに連鎖がお祈り状態なので、大きな動きがないまま120秒が経過し俺に限界が訪れて死ぬ可能性が高いということです。パネポンでは連鎖は組んで用意するよりは連鎖中に後からガンガン付けていく(アクティブ連鎖)のが基本なので、できれば3連鎖くらいはアドリブで作り出せるようになりたいですね。