◆不定期日記ログ◆
- ■2019-03-04
- ヘイフィーバー事始め
花粉症になった。(パワプロの例の効果音)
それは周囲360度をスギとヒノキに囲まれた土地で生まれ育ち、もはやスギ花粉で産湯をつかったといっても過言ではない俺にとっては認めたくない事実であった。
しかし目のかゆみはとどまるところを知らず、涙袋のあたりが異常に腫れ出し、ワイフに「直ちに耳鼻科へ行くように」と言われるレベルに達したことで、俺はようやく医者へ行く決心をした。なにしろひさかたの光のどけき春の日に花粉を避けて室内にいる(三十一文字)など、我が家の4歳児が許すはずがないのだ。
診察は一瞬で済み、「これは朝夕の食後に飲む薬」「これは寝る前に飲む薬」「これはつらいときに使う薬」「これは目の下に塗る」「これは鼻に噴霧」など笑える量の薬が処方された。正直覚えられない。
それに……しょせん花粉症の薬など気休めではないのか? 薬でなんとかなるのなら世の花粉症ガチ勢の苦しみの叫びがこんなにネット上にあふれるはずがないではないか。俺はそんなふうに考えていた。
だがこれがめちゃめちゃ効いた。正直「つらいときに使う薬」を一度も触ることなく症状が消えるとは思っていなかった。完全に日本の医学をナメていたといえる。
考えてみればこれが効かないレベルのガチ勢だけが「薬なんて効かない」と発信できるわけで、そこには生存バイアスの逆……逆ってなんだ? 死亡バイアスじゃないし……まあとにかく逆生存バイアスがかかっていて当然なのだ。
なので俺はあえて「花粉症の薬を飲んだら効いた」という頭の悪い感じのエントリを放流するのである。みんなも理不尽な目のかゆみと鼻づまりに悩んだら耳鼻科へ行こう! 何当たり前のこと書いてんだ。
それは周囲360度をスギとヒノキに囲まれた土地で生まれ育ち、もはやスギ花粉で産湯をつかったといっても過言ではない俺にとっては認めたくない事実であった。
しかし目のかゆみはとどまるところを知らず、涙袋のあたりが異常に腫れ出し、ワイフに「直ちに耳鼻科へ行くように」と言われるレベルに達したことで、俺はようやく医者へ行く決心をした。なにしろひさかたの光のどけき春の日に花粉を避けて室内にいる(三十一文字)など、我が家の4歳児が許すはずがないのだ。
診察は一瞬で済み、「これは朝夕の食後に飲む薬」「これは寝る前に飲む薬」「これはつらいときに使う薬」「これは目の下に塗る」「これは鼻に噴霧」など笑える量の薬が処方された。正直覚えられない。
それに……しょせん花粉症の薬など気休めではないのか? 薬でなんとかなるのなら世の花粉症ガチ勢の苦しみの叫びがこんなにネット上にあふれるはずがないではないか。俺はそんなふうに考えていた。
だがこれがめちゃめちゃ効いた。正直「つらいときに使う薬」を一度も触ることなく症状が消えるとは思っていなかった。完全に日本の医学をナメていたといえる。
考えてみればこれが効かないレベルのガチ勢だけが「薬なんて効かない」と発信できるわけで、そこには生存バイアスの逆……逆ってなんだ? 死亡バイアスじゃないし……まあとにかく逆生存バイアスがかかっていて当然なのだ。
なので俺はあえて「花粉症の薬を飲んだら効いた」という頭の悪い感じのエントリを放流するのである。みんなも理不尽な目のかゆみと鼻づまりに悩んだら耳鼻科へ行こう! 何当たり前のこと書いてんだ。