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◆不定期日記ログ◆

■2011-05-24
スポーツニュース
 野球とかサッカーとか、スポーツニュースの話題が苦手だ。
 地元の清水エスパルスですら所属選手を知らない。

 普通の人はどうやってスポーツの話題に興味を持つんだろう。
 いくらなんでも登場人物が多すぎないか?
 仕事で困るくらい「ヒトの顔と名前を一致させる能力」が欠如しているというのに、1チームのメンバーが9人とか11人。そのうえ、シーズンオフになると移籍でまたシャッフルとか、あまりにご無体だ。
 選手がわからないのにチームが愛せるはずが無く、そのうちスポーツの話題に興味がなくなるのは自然の流れである。

 こういうとき、覚えやすい呼称がある選手は強い。
 斎藤佑樹選手も「ハンカチ王子」という愛称がなかったら、おそらく俺の脳にインプットされなかっただろう。最近は愛称が消滅してしまった感があるので、早急になんとかしてもらいたい。
 ただこういう呼称をむやみやたらにつけると、世界陸上で怒られたTBSのような事態になるので、センス次第の難しい仕事だと言えよう。


 以上のような話をあんどう君にしたところ、
 「必殺技があればいいのに」
 というハイクオリティなコメントをいただいた。


 そうだよ!足りないのは必殺技なんだよ!
 『キャプテン翼』の中で、日向くんのシュートに「タイガーショット」と名付けたのは、スポーツ新聞の記者だった。
 技の名前ならプレイに関係ない愛称よりも効果的だし、ここにこそマスコミの底力を結集すべきではないか。
 イチローの送球に「レーザービーム」と名付けたアナウンサーに続くのだ!

 可能なら全国の中学二年生を対象に技名を公募して、「ティロ・フィナーレ」とか「魔弾の舞踏(ダンザ・デル・マジックブレット)」みたいな恥ずかしい名前がたくさん集まるといいと思う。
 真面目なアナウンサーが「前半14分、フリーキックを得たCSKAモスクワは本田圭佑の『ホーロドニー・スメルチ(冷たい竜巻)』で先制点……」みたいな原稿を読むのを想像すると、スポーツニュースも楽しく観られそうだ。