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◆不定期日記ログ◆

■2008-12-15
監獄忘年会
 いつか行こういつか行こうと誘われていた監獄居酒屋。
 その名はザ・ロックアップ川崎店。
 来年になったら消滅してしまう!ということで、足を伸ばして忘年会に参加してきた。

 幹事を務めるらっさんが、遅れてくるちひさんを迎えに行ったため、
 俺がかわりに主犯として受付に出頭。
 ミニスカポリスが俺に聞く。

 「入所は初めてですか?」
 「初犯です」

 たぶん本当に初犯のひとは、こんな風に即答しない。
 手錠をかけられて房にご案内である。

 ここでは一時間に一度くらい抜き打ちでショウタイムがあり、
 照明がバチューンと落ちたかと思うとモンスターが押し寄せてくるのだ。
 監獄というかお化け屋敷である。

 突如暗転してBGMが緊迫する。
 モンスターが来る!と思ったら、スデに出入り口近くに座っていたムッシュがスクリームの仮面を被って武装完了。
 やってきたモンスターを逆にビビらせて撃退した。
 明らかに趣旨をはき違えている。

 なお、もう一つの出入り口には、身長2mのスキンヘッド・修行さんが座っていたため、こちらもあっさり撃退した。
 さすが修行さん。修行しているだけのことはある。
 だが冷静に考えたら、ノーメイク・ノーコスプレの人に対してこの仕打ちは失礼だ!

 それにしてもなんと防御力の高いパーティだろう。
 なお「パーティ」には「宴会」「一行」の二つの意味があるが、
 この場合どちらでも正しい。

 なお3度目のショウタイムの際には、モンスター側もスクリームの仮面をつけて襲撃。
 ムッシュと「オマエは生き別れの弟!」みたいな状態を作り出していた。
 もはやお店側も積極的に趣旨をはき違えている。

 ロックアップ…
 食い物の味には期待するなと言われたがメシもおいしかったし、
 ムッシュも(芸人的な意味で)おいしかったし、
 なかなか奇特な忘年会であった。