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◆不定期日記ログ◆

■2008-08-19
Turning the motor over
 お盆休みの真っ最中、突然、Wingのクルマのバッテリーが上がった。
 3時間ほどカラオケをして帰ろうとした矢先の事だった。
 確認したがライトはついていない。半ドアにもなっていない。

 事態の深刻さに気づいたWingは、すぐさまロードサービスを呼んだ!

 (実際の音声)
 オペレーター「はい、こちらロードサービスセンターです」
 Wing「大変なことになったんだ!クルマが!死にそうなんだ!」

 オペレーター「とにかく彼のパニックを抑えることが第一だと思いました。」


 30分後、ロードサービス隊が到着。
 しかしそこで彼らが見たのは信じられない光景だった。

 隊員「バッテリーからは電圧がなくなっていて、意識がありませんでした。」

 ロードサービス隊による懸命の救命措置が始まった。
 バッテリーに電極をつなぎ、セルを回してエンジンをかける。
 この間約30秒。すごい!すごすぎるぞロードサービス隊!

 隊員「半ドアなどでなかったなら、バッテリー本体の異常かもしれません。」

 そう言い残して隊員は帰っていった。
 数分後…そこには元気に走りまわるクルマの姿が!

 Wing「ガソリンスタンドにバッテリーを交換しにいくんだ。
  ロードサービス隊の人には本当に感謝しています。
  もう二度と、古いバッテリーで走ったりしないよ。」


 無事にガソリンスタンドに着いたWing。
 車検で診てもらったばかりなのになぜバッテリーが…と不思議顔。
 と、ここでネタばらし。

 店員「バッテリーも古いですが、バッテリーを充電する発電機も異常です。
  すぐにディーラーの人に相談することをお勧めします。」


 失意のままガソリンスタンドを出るWing。
 タイミングの悪いことに、彼はお盆明けに会議資料を車で運ぶ仕事を引き受けていたのだ。
 修理に出そうにも、お盆の間、行き付けの整備工場はお休みである。

 事態の深刻さに気づいたWingは、すぐさま実家に電話をかけた!

 (実際の音声)
 オペレーター「はい、こちら実家です」
 Wing「大変なことになったんだ!クルマを!貸して欲しいんだ!」

 オペレーター「とにかく彼のパニックを抑えることが第一だと思いました。」


 バッテリー残量を気にしながら実家に帰り、なんとかクルマを借りることができたWing。
 お盆の明けた18日、会議の資料を運ぶ仕事を終え、再び実家に帰ってきた。

 Wing「あとは、バッテリーの弱ったクルマに乗り替えて、工場へ行くだけでした。
  でも…まさかあんなことになるなんて…」


 実家から順調に整備工場に向かうWing。と、次の瞬間!!
 アイドリング中に回転数がゼロになったではないか!
 クルマを路肩に強引に押し出してセルを回すが、一向にエンジンはかからない。

 事態の深刻さに気づいたWingは、すぐさまレッカー車を呼んだ!

 (実際の音声)
 オペレーター「はい、こちらレッカーサービスセンターです」
 Wing「大変なことになったんだ!クルマを!工場に運びたいんだ!」

 オペレーター「とにかく彼のパニックを抑えることが第一だと思いました。」


 なんともお粗末な運転者である。
 30分後、レッカー車が到着。
 懸命の運送活動により、まもなくクルマは工場で修理を受けることとなった。

 数分後…そこには元気に歩くWingの姿が!

 Wing「修理工場から家まで徒歩20分なので歩いて帰るんだ。
  レッカー代まで補償する自動車保険には本当に感謝しています。
  もう二度と、弱ったバッテリーで走ったりしないよ。」


 炎天下、なんともご苦労なこの行動。と、次の瞬間!!
 なんと、猛烈な夕立が降り始めたではないか!!
 さすがのWingもこれには苦笑い。あえなくコンビニ傘のお世話になった。