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◆不定期日記ログ◆

■2007-03-18
松山旅情
 修学旅行研修旅行で松山に行ってきました。

 松山といえば道後温泉なのです。
 国の重要文化財に指定された銭湯・道後温泉本館の迫力はそれだけの存在感を放っているのです。
 かの『千と千尋の神隠し』の油屋のモデルのひとつであることでも有名であります。

 自分は、今回の旅行では幹事の任を与えられていたので雑用がいろいろあったのですが、時間をみて宿を脱出。
 道後温泉本館の営業が終わるまえに、是非そのスゴイ銭湯に入ってみたいッ!と勇んで向かったのですが、サイフを宿に忘れました。
 すごいくやしかったので、写真を嫌になるくらい撮りまくりました。
 なんという艶やかな建物か。
道後温泉本館
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 持参したmini三脚の力で、フラッシュなしでもここまで頑張れるんだぜ。
 チクショウ、三脚はいいから金もってこいっつーの。

 ふてくされて宿に戻る途中、道後温泉駅のほうからなにやら音が聞こえ始めたので、急いではせ参じると、「坊っちゃんカラクリ時計」が開いているところでした。
 普段は2層しかないこの時計塔だが、毎時0分になるとカラクリが起動して4層に伸びるのであります。
カラクリ時計
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 上段の文字盤があった部分にゴイーンと出てくるのがマドンナ。
 観光協会の人とかがコスプレしてる姿をよく見かけました。

 でもよォーッ…
 「坊っちゃん」…いや、某芸人に従って敬意を表しあえて「坊っさん」と呼ぶが…
 坊っさんとマドンナって、別に重要な関係でもなんでもないよなァーッ…
 むしろ敵か味方かで言ったら敵だよなァーッ…
 なんでこんなヒロイン然とした扱いなのか?不思議だッ!
 マドンナに恋する江戸っ子が見たいなら寅さんを観ろッ!

 そんなわだかまりを胸に残しつつ、改めて宿に戻り、翌朝5:50に起きて一番風呂を狙いにいきましたとさ。
 開館の太鼓を聞くのもオツなもんだぜ。
 結果的に道後温泉を満喫しきった、そんな旅でした。