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◆不定期日記ログ◆

■2005-02-13
バイオ4と恐怖と高揚感
 ゲームキューブのbiohazard4をクリアしたよ。
 合計で50回くらい死んだけどなんとかクリアしたよ。
 シナリオのネタバレに触れないように感想書くよ。

 発売前から話題になっていたが、今回のバイオは今までのバイオ(1、2、0をプレイ済)と比べると、いろいろな点で性質が異なるモノになっている。
 まずシステムが違う。バイオ独特の固定カメラアングルが廃止され、キャラ後方からの視点で自由にアングルを変えられるようになっている。従って廊下の先が見えなくてドキドキしたりカメラアングルが変わった瞬間に犬がパリーンとかそういう事態がなくなった。かわりに、気がついたら背後から襲われたりとかするので注意が必要だ。
 さらに敵に対して武器を構えてもオートで照準を合わせてくれない。スティックで狙って撃つ必要がある。操作性はいいがアクションが苦手な人は敷居が高いかもしれない。
 だがやり直しも容易になっている。インクリボンの廃止に加え、セーブポイントだけでなくコンティニューポイントまである。安心して死ねる。50回くらい。
 以上の点から、システムはアクションゲームとしての性質が高くなっていると言っていいだろう。実際、遊び応えはアクションゲームのようだった。敵を倒したり壷を調べたりして金品を手に入れ、それを武器商人のおっさん(なぜかマップ各所にいる)に渡して武器を改造する、というRPG要素も合わさって、実にアクションゲーム的なシステムだと思う。

 しかし、自分がバイオ4を「サバイバルホラー」ではなくアクションゲームだと感じたのはシステムのせいではない。これはあくまで個人的な感想だが、ゲームの端々に凝らされた演出の味付けがホラーっぽくないのだ。
 もちろん怖い事は怖い。薄汚れた研究所で異形の敵に遭遇する怖さは初代から変わっていない。しかし、随所に挿入されるイベントシーンが無茶苦茶カッコよくて、気分が高揚し「もう前に進みたくない」という恐怖感を取り払う(もちろんその高揚感はアクションゲームには欠かせない類のものである)。
 また、芝居がかったセリフも同様に、映画の世界に入り込んでしまったかのような高揚感をもたらすが、恐怖の洋館に迷い込んだ時の感情移入とはまったく異なるものである。敵がゾンビではなく、知性ある集団なのも要因のひとつかもしれない。
 このような演出の味付けが、非常にアクションゲーム的なのだ。重ねて言うが怖い部分は今までどおり怖い。「飛び出してビックリ」タイプの恐怖ではなく、じわじわくる恐怖が要所要所に潜んでいる。ただ、全体を通してみた時のノリはカッコよさのほうに重点が置かれている印象を受けた。
 個人的にこういうノリは嫌いではないのでバイオ4は新鮮に楽しめた。
 サブゲームと2周目でしばらく遊べそうだ。

 以上真面目な感想終わり。以下いつもの。
  • 過剰にカッコいいレオン様、何かを調べたときの冷静なツッコミが素敵。「こんなところで飯食うなよ」とか。
  • アシュリーたんはエロカワイイ。
  • エイダはもう峰不二子でいいや。
  • 遠くからスナイパーライフルで狙撃するのが楽しい。狙撃を要求されるイベントはどれも面白かった。
  • 敵がスペイン語らしき叫び声を上げるが、ガトリングを撃ちまくってくる敵は絶対に「青山さん!」と叫んでいる。
  • 「チェーンソー姉妹」というネーミングはギャグだ。
  • 頭を撃つ→よろめく→回し蹴り。気持ちいい。
  • 足を撃つ→膝をつく→バックドロップ。やりすぎ。面白いので後半は隙あらばバックドロップを狙っていた。
  • 射的屋のおまけ景品は、最初にイイものが出尽くしてしまうので後半殺意を覚える。
  • 腹いせに、射的場に手榴弾投入。
  • むしゃくしゃしてやった。点数は0でもよかった。