ゼルダティアキン日記 その3
- 風と水の賢者 -
前回のティアーズオブザキングダム!
馬宿巡りを終え、ハートの数も増え、服の強化も進んだ!
いまこそメインチャレンジ進捗のときである。リンクは力強くリトの村へ向かう。
■リンク氏、リトの村を救う
攻守ともに力がついてきた感じがするので、俺は改めて異常気象で極寒の地になってしまったリトの村に向かった。
村に入るための吊り橋が落ちており
「翼を持たざる者 渡るべからず」という札が立っている。吹雪で橋が直せなくて危険なのはわかるが、なぜ他部族を排斥するような書き方をするのだろう。素直じゃないのか?
とはいえ、これだけ空と地底の上下移動を繰り返している俺は、実質翼を授かっていると言ってよい。今回は新アイテムであるハイラルボックリを爆発させてその爆風で空を飛んだ。
リトの村は音楽がおなじみ
竜の島の静かなアレンジで無限に滞在できる。
雛たちが思わせぶりな童歌を歌っていた。吹雪で、唯一の橋が落とされていて、童歌があったら、あと足りないのは死体と探偵だな……などと不謹慎なことを考えつつ奥へ進むと、なにやら諍いの声が聞こえる。
へえ、あんたもテバっていうんだ(5年ぶり2回目)。
前の冒険では英傑リーバルさんと特に血縁がないただの村人であることが際立っていたテバ氏であるが、息子の
チューリは風おこしの能力を身に付けているらしい。実は血縁があったのかもしれない。
両親に反発し、かつてのテバ氏のように単独で飛び出していったチューリを追って、吹雪のヘブラ山脈へ向かう。
とはいえ今の貧弱な防寒装備では死ぬのが目に見えている。シノビ装備などを買うのをガマンして貯めていたルピーを放出し、リトの防寒具一式を買う。ついでに赤チュチュゼリーとポカポカハーブで二段階強化しておいた。
あれッもしかして無理にハイリアの服を強化しなくても良かったんじゃないか!?
へブラ山の上の上のほうでチューリと合流し、上空の巨大雲を目指して共に空島遺跡を登っていく。
チューリの風起こしはいわば
水平リーバルトルネードであり、移動がたいへん便利になる。
あと空島で戦っているとやたらと中等ゴーレムの角がたまる。スクラビルドでそこそこの攻撃力になるので、拾った武器に次々とくっつけていった。
やはり頼りになるのは中等ゴーレムの角……中等ゴーレムの角は全てを解決する。
巨大雲の中には
風の神殿があった。
神殿は前の冒険における神獣のようなものだと理解したが、神獣に比べるとマップがダイナミックに変化しないぶん、攻略は簡単であった。
ギミックを解くとボスのフリザゲイラがド派手に飛び出してきた。
こちらは急上昇したり急下降したりのダイナミックな空中戦となる。最初は攻撃の出どころがわからずに風に流されていたが、よく考えたら俺は昔テバと一緒に似たような空中戦をやっている。メドーのバリアをやっつける要領でサクッと成敗してやった。
フリザゲイラが守っていたのは謎の勾玉状のアイテムであった。
これが王国の涙……
いや“ティアーズオブザキングダム”か!(たぶん違う)
なんかリト族の始祖みたいな人が脳内に直接ヴィジョンを流し込んできて、初代ハイラル王の「封印戦争」について教えてくれた。
ラウルさんは命と引き換えにガノンドロフを封印したということだ。
そして、なんかゼルダ姫が「時の賢者」となって、魔王が復活したらリンクを助けるようにリト族に言ったらしい。
ゼルダ姫、まじで時を駆ける少女になってるな?
チューリが風の賢者に任命され、いつでもシャドウチューリを使役できるようになった。
移動が楽になるのはリーバルさんと同じである。やはり最初にリトの村に行って間違いなかった。
■リンク氏、ハイラル城に寄り道する
リトの村に平穏が戻ったのでプルアに報告したいが、せっかく酷寒のヘブラ地方にいるので、シカやクマを狩って肉を集める。いい肉をまとめて焼いてテリーに売ることでそのへんの宝石並みの収入を得ることができ、探索のついでにやれるので効率が良い。
ついでに空に浮かぶ島をいくつか探索し、謎の地図(地底を指している)を手に入れたり、ブロックゴーレムをやっつけたりもした。
ブロックゴーレムからなんか出てきたけど、アイテムとして拾えないのでとりあえず盾に付けてみた。ギュリギュリ回っていて気持ち悪い。どうやら盾に付けるものではないようだ。こうやって一時的にキープしといて、あとでイチカラ村で分離して槍にでも付けるか……。
謎の古びた地図の示す場所に行ったら変な服が出てきたんだが!?
「いくぞ!」が白々しくてウケるな。
監視砦に戻ってくると、地下にトンネルが空いていた。
奥から声が聞こえるのでおそるおそる進み、昔ハテノ村にあった
ハートとがんばり交換おじさんの像を見つけた。なんでお前こんなところに……とりあえず現状、使うことはあるまい。
ところでこのトンネル、さらに奥があり、岩をバキバキに砕きながら進んでいくがめちゃ長い。
そのうちスタルヒノックスを掘り出してしまい、キースの目玉でインチキエイムしてナントカ倒した。
それで終わりかと思ったが洞窟はさらに続き、結局ハイラル城の地下まで続いていた。
ハイラル城の地下といえばオープニングでゼルダ姫とはぐれたところだが……どうやらそこではないようだ。階段を登るうちによく知っているフロアに出ることになった。前の冒険で、強い武器を収穫しにめちゃめちゃ暴れまわった階層である。
残念ながら上の階層は上空に飛んで行ってしまったので、今は無い。
同様に、大部分の地下の階層も地底に沈んでしまったらしく、存在していなかった。
仰々しい地下トンネルを抜けてきた割には収穫の少ない冒険であった。ハイラル城、前の冒険で強敵まみれだったので過剰に恐れてしまう。
ここまでの地底探検でたまったゾナニウムでバッテリーを増設し、監視砦を後にした。
■リンク氏、ゾーラの里を救う
イチカラ村のサーキットで激走しながら、俺は考えた。
そろそろ次の問題を解決せねばならない。
問題を抱えている地域はあと、ゴロンシティ、ゾーラの里、ゲルドの街だ。
前回の冒険では
ゾーラの里に最初に行くよう誘導されていた。ならばゾーラだ。
今までゾーラの里周辺にはまったく足を踏み入れていなかったが、なんかヘドロ状のものが降っていて不快極まりない。
まずはセオリー通り、マップ開放のために鳥望台に向かう。塔の前にはヘドロにやられたゾーラ族の人がいた。どうやら水でヘドロを消せるらしい。誘導には従っておけというわけだな。
以降、水の実をぶちまけたりオパール杖をふりまわしたりしてヘドロ掃除をしながら進んだ。
ゾーラの里に到着。広場にあったミファーの像が
シドと俺の像になっていた。シド、そういうとこだゾ!!
王宮前にはシドの許嫁がいた。ヨナというらしい。ヨナ抜き音階のヨナか……あいつ結婚すんの!?
ゾーラ族は長命種なので、みんな俺のことを覚えてくれている。まあ広場に像があるしな……。
シドは昔ライネルがいたところに出張しているらしい。前の冒険のときのようにゾーラの鎧をもらって、滝登りで向かう。ゾーラの鎧、修理は必要だったけど、素材が空島で乱獲したムカシアロワナだったので助かった。
シ~~~ド シ~ド シ~♪(シドのテーマ)
リトの時のように空に浮かぶ神殿に向かわねばならないが、それにはいくらかの謎解きが必要のようだ。
まずはドレファン王を探し出し「王のウロコ」を貰う。
ドレファン王いわく、ゼルダ姫が魔物を放ってきたらしい。ゼルダ姫は時をかけるだけでなくダークゼルダ姫(仮称)と分離したりしているのか?
あとは伝説の「空魚の地」に向かえばよいらしい。マップを見るとたしかに魚のような空島があり、そこから頼りない水流がこちらにむかって落ちてきている。うーん……これは……?
あんなほっそい滝を登れるわけないよな!!
というわけで塔からジャンプしてがんばり料理を喰いながら飛んで行った。力業って言葉、好きになるしかないようね。
謎解きがすんでシドと合流すると、タイミングよくヘドロの魔物が現れて襲ってきた。シドの水の力を纏うことででヘドロの魔物をやっつけるわけだが、この力……ここ以外で役に立つことあるのか?
水の神殿に向かうため、かつてゾーラ族が天空に登るために使っていたといわれる祭殿の謎解きに挑む。ここもこれが正解でいいのお!?
仕掛けを起動し、シドとともに水の神殿に到着。
神殿内になぜかブロックゴーレムがうろうろしていたのでこれを撃破する。神殿になんでバトルステージがあるんだ。
ここはなぜか重力が少なく、ちょっとした操作ミスで思いもよらない距離を跳んでしまい、足を踏み外すような事故が起きてしまう。慎重に進む。うっかりゾナウギア翼でシドに突っ込んでしまった。
風の神殿同様、仕掛けをすべて起動させるとボスがやってくる。
水の神殿のボス、タコだしサメだし水弱点だし、やってることがほぼ
スプラトゥーンなんだよな。悪いが俺は液体をぶちまいてタコをしばくのめちゃめちゃ慣れてんだ。相手が悪かったな。遺漏なく撃滅した。
秘石にアクセスすると、またしてもゾーラ族の始祖みたいな人が出てきて、脳内に直接ビジョンを送り込んできた。
そうか、初代国王ラウルと6人の戦士が……いやこれ
封印戦争の話、前に聞いたのと同じだな!? まあシドは初耳だし俺も初耳みたいな気持ちで聞いとくか……。
シドが水の賢者として覚醒し、シャドウシドを行使できるようになった。シャドウシドは無口なので呼び出してもあまり面白くない。シドはやかましいのがアイデンティティ。
次回へ続く!