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以下の記事へのツッコミです

■2026-01-09 : 「ところ天」って何だッ!!
 『ボーボボ』のよォ~~「ところ天の助」っているよなァ……。
 でも「ところてん」って漢字で書くと「心太」なんだよなァアアァ~~?
 なめてんのかァ――ッこのオレをッ! 「ところ天」って漢字はどこから来たんだっつーのよ――ッ!!

PIPI
ピュイ?(テングサの「天」じゃないの?)
 だったら「心太」なんて謎の当て字をせずに最初から「心天」って書くんじゃない? だってところてんより先にテングサはあったはずでしょう?
 チクショオッ! ところ天の「天」って何だッ!
 ChatGPT――ッ!! ところてんの語源を記した書籍とWebページを集められるだけ集めて来いッ!!


 ……というわけでまずは図書館で『たべもの語源辞典』を借りてくる。いきなり「かんてん」の項目に妙なことが書いてある。

昔はテングサを「心太草こころぶとぐさ」とよんだ。ココロブトがココロテンになるのだが、これは「太」を「天」と書き間違えたか見違えたかであろう。そしてココロテンが訛ってトコロテンになる。だから「心太」と書いて、「ところてん」と読んでいる。

『たべもの語源辞典』清水桂一【かんてん】
 「太」を「天」と間違えたァ~~? そんなうっかり野郎のミスが今まで生きてるって、そんなのあるかァ~~?
 はやる気持ちをおさえて「ところてん」の項目も見てみる。

和名で「こごろも」という。これを煮るとこごるからである。コゴロモをココロブトと訛って、俗に心太の二字を用いた。室町時代にはココロブトを訛ってココロテイ、それをさらに訛ってココロテン、これがまたさらに訛って江戸時代にはトコロテンとなった。

『たべもの語源辞典』清水桂一【ところてん】
 こっちには「こごる藻」→「心太」という流れと、ココロブト→トコロテンに訛っていった説が書かれている。寒天の項目とズレがあるような気がする。それだけたくさんの説があるということだろう。
 いずれにせよ「コゴロモ」→「ココロブト」→「ココロテイ」の流れはすべてのパートで納得感が薄い。そんな訛り方する!?

「凝る」を語源とする「心」と、太い海藻という意味の「太」という字をあて、「心太(ココロフト、ココロブト)」というようになったのが、ココロタイ、ココロテイなどと変化し、最後にトコロテンと呼ぶようになったなど、様々な説があるようです。

トコロテンはどうして心太と書くの? 食育大事典
 これは「心太」を「ココロタイ」と読んだことから始まったという説。たしかに「太」を「タイ」と読んだのなら「タイ→テェ→テン」と訛っていく可能性はあるかもしれない。もしくは「太い→ふてぇ→てぇ→てん」かもしれない。fの音は油断すると落ちがち。

 いろいろな説を総合すると、「凝る」がココロになり、「太い」がついてココロフトという言葉が生まれ、その「心」が「トコロ」に、「太」が「テン」に訛っていった、というような想像ができる。

 となるとところてんの「テン」にはいっさい「天」の要素がないということで困った。まじでこれ変換ミスだったのでは?
 漢字の意味として「大・太・天」はビッグなものという同じカテゴリであるという説を見かけたが、だからといって混同するだろうか。というかこうやって並べると「大・丈・夫 ファミ通の攻略本だよ!」だなこれ完全に。
 少なくとも「寒天」という名前が生まれたのは江戸時代のようなので、寒天由来ではなさそうだが……

PIPI
ピュイ?(……やっぱり「テングサ」の「天」なんじゃないの?)
 「凝海藻コゴロモ」がいつから「天草テングサ」と呼ばれるようになったのかもはっきりしなかった。
 天草にひっぱられて「ところ天」と書かれるようになったのか、先にトコロテンという呼称ができてから原料が「テングサ」と呼ばれるようになったのか、それはおそらく鶏卵であり結論が出るものではなさそうだ。

 「ところてんの語源はこれだ!」と言い切れればよかったのだが、インターネット上には本当にいろいろな説が書いてあり、これもそのひとつとして埋もれていくだろう。奈良時代に転生してスマホからこれを見ている人がいたらコメントしてほしい。

Quiz-Authentication 2.255

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